見出し画像

「多様性」って名前の水で、世の中がどんどん水っぽくなってる気がしてる。


目の前にコップ1杯のアルコールの強いお酒がある。








ロックでいくか、水割りにするか、
ソーダで割ろうか?










潰れるの覚悟でストレートでいくか?











勿論呑まないのもあり。











選択肢がある。










どの選択肢を選んでもいい。











それが「 多様性 」






素敵だなーって思ってた。












でもなんか、
社会の中で、
1人の個人として生きていると、









僕の思ってた多様性って、
社会の中にある多様性とは、
どうやら少し、違うのかもしれないなー…








と、思うことがある。







まぁこの星にやってきて、
26年半も目の前の景色と毎日格闘していたら、








「素敵〜♥」なんてもん大概が幻想に決まっている事くらい、100も承知なんですけどね。(笑)(笑)







ただそれを理解したうえで、
バカみたいに幻想を信じ、数万回のうち1回あるかないかの確率で現れる「確かに素敵なもの♪」を決して逃さないように、どんなときでも第六感だけは研ぎ澄ましておきたいと考えています。














まぁ今回の話は、残念ながら「なんか思ってた感じと違ったな〜」方になってしまった話なので「本当に素敵なものを逃さないようにする!」って話ではないですが。。。笑










ってことで改めて、










目の前にコップ1杯のアルコールの強いお酒がある。









ロックでいくか、水割りにするか、
ソーダで割ろうか?











はたまたストレートでいくか?
今回はちょっと呑まないでおくか?








どうしようかなと迷っていたら、








僕が薄めたいだけ薄めていいように、









僕の後ろに用意されていた水の量は
















太平洋の海1杯分。









コップ1杯の強いお酒を










太平洋の水、全て使って薄めたりなんてしたら、










それはもうお酒じゃねーだろ!?と疑問に思う。











でも社会では、それもお酒だ!!!
って呼ぶのがリアルで、









それに「多様性」って名前がついている。









だからそんな事を目の前にしても、
決して否定をしてはいけないのである。












「だって、現在は多様性である社会なんだから!」








大人と子供の境目も、
男と女の境目も、
先生と生徒の境目も、
上司と部下の境目も、
昼間と夜間の境目も、
日本と外国の境目も、
















気付かない間に、
そうやってまろやかになっている。








いや、まろやかと言ったら聞こえはいいけど、








それはただただ、
水っぽくなってるだけなのかもしれない。











コップ1杯のアルコールの強いお酒を、










太平洋の水で薄めたら、









お酒の味なんて、するわけ無くないか?










多様性ってゆう名前の水と、






SNSが融合することで、









アングラだった、HIPHOPとか、夜の街とか、
尖りに尖ってたそうゆうモノでさえ、全て薄まってどんどん水っぽくなっていく。









むしろ昔は、
尖りに尖ってたものであればあるほど、








誰もが摂取しやすい薄さになっていく。









ただその中で、







極稀に現れる薄まってない部分に触れたとき、







たった1滴で、
原液がどこまでダークであったか知る事になる。












そんな時、それにビックリしてその度に病んでいるようでは、これから先どんどん水っぽくなっていくかもしれないこの世界を生き抜いていくことは本当に大変だと思う。











だから自分は、世の中の「多様性」を受け入れながらもストレートで飲むお酒がどうゆうモノなのか、理解しておくことを大事にしていきたいです。











人間は誰しも、
水がなければ生きてはいけない生き物だから、











これからもきっと、
まるで水のようなゴクゴク飲める多様性を、









求め続けていくのかもしれない。









良いのかなー?と疑問を抱きつつ、
でも別にそれに抗うことはなく、









その社会の中で、どうやって立ち振る舞って生きていくのかを大事にしたいと思います。









































































この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?