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【読書】人と社会と幸せについて考えながら

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気の向くままの読書記録です。本の選び方はマニアック、かも。内容も、本の紹介はもちろんしたいことだけど、自分が何を思ったか、何を連想したか、も記録しています。それから基本図書館で借…
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2024年7月の記事一覧

【読書】幕末外交と開国 (講談社学術文庫 2133)

出版情報 タイトル:幕末外交と開国 (講談社学術文庫 2133) 著者:加藤 祐三 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2012/9/11) 文庫 ‏ : ‎ 280ページ 和やかな調印式 本書を読むきっかけとなったのは、室伏謙一氏がネットメディア(YouTube動画だと思う)で、「幕末期の幕府は事前に綿密に調査をし、外交の現場でも相手の狙いは何かを的確に捉え、結果として素晴らしい外交だった。むしろ、不平等条約は明治期の失策により結ばれた」と発言しているのを聞いたからだ。

【読書】日本人が知らない! 世界史の原理

出版情報 タイトル:日本人が知らない! 世界史の原理 著者:茂木 誠、宇山 卓栄 出版社 ‏ : ‎ ビジネス社 (2024/3/1) 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 368ページ 新聞広告を断られる本 茂木誠と宇山卓栄の対談本。茂木は現役予備校講師で宇山は元予備校講師。二人とも世界史担当だ。通史を語らせるとしたら、これほどふさわしい二人もいないだろう。茂木も宇山も積極的に文筆活動も動画などの配信活動も行なっている。茂木の現在の興味は縄文時代で、公演旅行のたびに

【読書】 古代憲法 先代旧事本紀大成経伝(二) (先代旧事本紀大成経伝 2)

出版情報 タイトル:古代憲法 先代旧事本紀大成経伝(二) (先代旧事本紀大成経伝 2) 著者:安齋玖仁 出版社 ‏ : ‎ ‎ エー・ティー・オフィス (2016/12/10) 単行本 ‏ : ‎ 260ページ またいではいけない 昔の人は「本をまたいではいけない」といった。少なくとも、私のおばあちゃん世代の人たちにとっては、そうだった。それは、多分、どんな本であっても。  子どものころ、住んでいたところには、まだ、たくさん畑が残っていた。私は団地住まいだったけど、

【読書】シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) その2-1

出版情報 タイトル:シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) 著者:岡田英弘 出版社 ‏ : ‎ 藤原書店 (2014/5/24) 単行本 ‏ : ‎ 569ページ 本記事について  本記事は、本書 シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻))の感想についての一連の記事の一つである。 【予告編】 【読書】シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) 予告編:本書の概要と著者 岡田英弘の紹介。

【読書】シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) その1-4

出版情報 タイトル:シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) 著者:岡田英弘 出版社 ‏ : ‎ 藤原書店 (2014/5/24) 単行本 ‏ : ‎ 569ページ 本記事について  本記事は、本書 シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻))の感想についての一連の記事の一つである。  【読書】シナ(チャイナ)とは何か (第4巻) (岡田英弘著作集(全8巻)) 予告編では、本書の概要と著者 岡田英弘の紹介を行なって