マガジンのカバー画像

(思索)いろいろ

286
考えることへのヒントとなるような記事をキュレーションしています
運営しているクリエイター

#今できること

調べないことの罪 コロナ禍の葬儀

今回、葬儀についても考える機会となったのですが、『コロナに奪われた葬儀』という本を読んで、コロナ禍の葬儀に関していかに「調べない」人が多かったかを知りました。 コロナ禍の葬儀 以前、ライターやメディアの仕事について「調べないことの罪」という記事を書きました。 今回、『コロナに奪われた葬儀』という本を読んで、他の職業でもいかに調べようとしない人が多いかがわかりました。 本の内容については、下記のサイトから一部引用します。 著者は、厚労省のガイドラインなどを確認して、可

「自宅で最期を迎えたい」という希望をかなえるための覚悟と準備

しばらく記事を書く余裕がなかったのですが、やっと少し書ける状況になりました。親を自宅で看取るという経験をしたので、まずは参考にした本など紹介したいと思います。 自宅で最期を迎えるための準備 親が高齢になったら、あるいは自分が高齢になったら、どこで最期を迎えるかについては元気なうちに考えておかなければならないと思います。救急車を呼んだら、病院でいろいろな検査や治療をすることになるでしょう。もし延命治療を望んでいないなら、救急車を呼ばない覚悟が必要です。とはいえ、何もしないわ

アメリカ下院が2年かけてコロナ対策を徹底検証! 日本はなぜ検証しないのか?

アメリカ下院の下院特別小委員会は2年間にわたり、新型コロナウイルス流行における連邦政府および州レベルの対応、学校閉鎖の影響などについて検証しました。25回の会合、30回以上のインタビュー資料、100万ページ以上の文書検証を経て、520ページに及ぶ報告書をまとめ、最終報告として発表しています。日本はなぜ、このような検証をしないのでしょうか? 日本での報道 この最終報告については、日本のメディアも報じていますが、どのメディアも「新型コロナウイルスは中国の研究所から流出した可能

「国民が苦しんでいる」という事実に目を向けない人たちを当選させてよいのか?

前回、元ワクチン担当大臣の応援演説について記事を書きました。今回は、その続きの掘り起こしです。 元ワクチン担当大臣の応援演説 前回の記事(下記)からの続きです。 その中で、特に私が気になった部分を再度取り上げます。 この発言には怒りがこみ上げてきたので、以下の2点について、掘り起こしをしました。 科学的な論文は1本たりともないのか? 「科学的な論文は1本たりともありません」と言っていますが、下記の事例についても「科学的な論文ではない」というのでしょうか。 詳細は

「レプリコンワクチン接種者入店お断り」は差別なのか?

ホットペッパーなどで、今秋から供給が予定されているレプリコンワクチン(コスタイベ筋注用)について「接種者の入店お断り」を表明しているお店が増えているという情報をXで見ました。「ホットペッパー レプリコン」で検索してみると、確かにお断りと書かれているお店が多数あります。これについて、「レプリコン接種者を入店拒否するのは、非接種者を入店拒否したのと同じ差別だ」などと言う人もます。入店お断りは、差別なのでしょうか。 遺伝子治療に含まれるのかという議論 少し前の記事で、mRNAワ

HPVワクチン接種後の死亡とMSD社が報告した未知の副作用「免疫反応」 

7月29日に開催された「第102回 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」の資料として、HPVワクチン接種後の「副反応疑いの報告」が公開されています。その中に、ガーダシルまたはシルガード9接種後に死亡した事例が1件ありました。 第102回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 厚労省のサイトで、下記の資料が公開されています。 資料2-8   HPVワクチン(サーバリックス)の副反応疑い報告状況について 資料2-9   HPVワクチン(ガー