ダイフクの2019年Q2決算を読み解く~マテハン~搬送設備世界シェア1位~

今回はダイフクの決算をみていきます。

ダイフクはマテハン(物流設備・マテリアルハンドリング)の設計・製造・設営の世界最大手です。

自動でツツツーとものが搬送される倉庫とか見たことあると思いますけど、あぁいうのを作っている企業です。

同社は自動車メーカー向けの搬送などをもともと手掛けていましたが、近年では半導体製造ラインやアパレル向け倉庫、医薬品の管理倉庫など多方面にその事業を展開しています。

今回の記事では、まずは同社の業界立ち位置などを示したのち、決算内容をみていきます。


なお、前回の記事はこちら


マテハンメーカーの業界シェア グラフ

以下はModern Material Handling社の公開データをもとにグラフ化したものです。

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実のところ、世界にはダイフク以外にもマテハンメーカーはたくさんあります。

最大手のダイフクでもシェア20%にも満たないのが現実です。

さらにいうと、ここもとアマゾンや中国のオンライン通販企業などは自社にてマテハンを独自に行うようになっており、外部委託しない企業も出てきています。

この統計からはそういったメーカーは外れていることには注意が必要です。


さて、というわけで、ダイフクの決算をみていきましょう。


ダイフク 2019年Q2決算 概況

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