ピーエス三菱の2019年Q1決算を読み解く~プレストレストコンクリート床版工事・橋梁修繕を背景に高水準の受注残高~

今回はピーエス三菱の決算をみていきます。

ピーエス三菱はプレキャスト・プレストレストコンクリート工法を主体にした建設会社です。

同社は土木、建築どちらも行っていますが、とくに高速道路や鉄道・新幹線などの高架橋の建設、長大なコンクリート橋梁などで定評があり、この業界の国内トップ企業となっています。

近年、国内インフラの老朽化の影響もあり、橋梁の架け替えなどが急務となってきています。

また、高速道路では道路床版の取り換えなども必要になってきており、片側ずつ工事を行う工法などで定評のあるピーエス三菱の出番となる機会は広がっています。

実際、ここもとの受注動向にもそれは反映されてきているようにみえます。(後程解説します。)


とりあえず、そんなピーエス三菱について、まずは直近決算をざっくりとみていきましょう。


ピーエス三菱 2019年Q1決算 概況

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