余談 同性カップルの住宅購入と遺言について
法的な婚姻が認められていない同性パートナー。
法律上の配偶者であれば、自宅の名義人が亡くなったとしても配偶者居住権とやらで住み続けることができるそうですが、同性パートナーだと親族の一声で慣れ親しんだ家から追い出されてしまう可能性があります。
そうした事態から少しでもパートナーを守るためには公正証書や遺言書の作成が必要なので、一緒に住み始めたらまず取り組まねばと考えています。
異性間であれば「紙切れ一枚」で入籍してみんなから祝福されてウキウキ新婚気分で過ごせるところ、我々は死後対応を考えにゃならんのです。
大事なことだし法律婚ができたとしても考えるけどさー、同性婚法制化はよ。はよ!!
購入した中古マンションの名義人は私なので、以下のような遺言を残しておけば、もし私が死んでもパートナーは住み続けられるかな?と。
専門家にはまだ相談してないので100%素人考えですし、親族の良心頼りな側面も多いに含まれる内容ですが…
・私がもし死んだら法定遺留分の現金は親族へ
・マンション名義も親族名義に変更可
・ただし彼女が自分の意思で退去するまでは賃料等の負担なし、もしくは格安賃料で住ませてあげてねと遺言(遺言に加え、公正証書で私とパートナー間の契約という形にもしておく。公正証書が死後も有効かは知りませんが)
・居住中に発生する管理費や固定資産税等はパートナーが支払い(残した資産も活用してもらう)
・パートナーが自分の意思で退去したら、そこからは親族が貸すなり売るなり自由にしてOK
あとはお互いを受取人にして生命保険をかけておくといいのかなーと思いつつ、自動車保険と火災保険以外の保険が好きじゃないので、どうするか悩んでます。
法律上の配偶者なら相続税も割り引かれるのに、同性パートナーは赤の他人と同じ扱いで割引なし。
同性婚法制化はよ!!!!
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