楽になりたい私のクラウド+ブランチ
ちゃんと考えるためのツール「TOCfE」にすっかり魅せられ、楽しく勉強を続けている、なかだいらです。
<TOCfE:考える力をつける3つの道具>
①ブランチ:問題をわかりやすく整理する
②クラウド:
「あちらを立てればこちらが立たず」の板挟みを解消する
③アンビシャスターゲットツリー:
障害を予想して、目標を実現する道筋を見つける
今日は「いますぐ寝る」か「仕事をする」かで迷ったので、ふたつ目の道具クラウドを使って考えてみました。
①対立している行動を書く
最初の箱に、「いますぐ寝る」と「仕事をする」を書きました。
②要望を書く
次の箱に、それぞれの行動が満たしたい要望を書きます。
「いますぐ寝る」⇒「身体を休ませる」
「仕事をする」⇒「明日への心配をなくす」
③両方の要望を満たす目標を書く
最後の箱には、両方の要望を満たす目標を書きます。
「身体をやすませる」「明日への心配をなくす」⇒「楽になる」
私は、楽になりたいんですね😅
④仮定を考える
続いて、それぞれの箱と箱の関係を検証していきます。
まず上の3つの箱から見ていきましょう。
「楽になる」ためには「身体を休ませなければならない」
↓ なぜならば?
「しんどいから」
「休んでないから」
「身体を休ませる」ためには「いますぐ寝なければならない」
↓ なぜならば?
「身体がしんどいから」
下の3つの箱も同様に見ていきます。
「楽になる」ためには「明日への心配をなくさなければならない」
↓ なぜならば?
「気がかりだから」
「心配だと寝られないから」
「休まらないから」
「明日への心配をなくす」ためには「仕事をしなければならない」
↓ なぜならば?
「仕事が山積みだから」
「量が分からないから」
「やるしかないから」
「終わらないから」
どんだけ仕事抱えてるんでしょうね。
仕事に追われるプレッシャーをひしひし感じながら書きました。
このあたりで直感的に解決策が見えつつありますが、お作法通りに進めてみました。
⑤ハテナをつける
いま出した仮定のうち、「なんかこれ、怪しいぞ」「ほんとかな?」と感じたものに、ハテナをつけていきます。
⑥崩せそうな仮定から解決策を考える
いまハテナをつけた仮定は、単なる思い込みかもしれないので、崩せる可能性があります。ここから解決策を考えていきます。
⑦問題をわかりやすく整理する<ブランチ>
今回はTOCfEのひとつ目の道具「ブランチ」を使って解決策を整理してみました。
私は自分の仕事の全体が見えていないので、
→結果として、仕事の量が分かりません。
仕事の量が分からないので、
→結果として、やるしかないと感じています。
→なぜならば、気がかりだからです。
もし、自分の仕事の全体が見えていたら、
→結果として、1日のやるべき量が分かります。
もし、1日のやるべき量が分かったら、
→結果として、スケジュールを完了することで、明日への心配がなくなります。
⇒そうすれば、気がかりもなくゆっくり寝ることができて、心も身体も楽になります。
仕事の全体像(タスクの量)はすぐには洗い出せないので、これはもう明日に持ち越しです。クラウドを書いてみて問題点と解決策が分かったので、今日のところは寝ることにします!
TOCfEはシンプルな図で、大人も子供も思考の偏りに気づくことができるので、色々な場面で使えます。字が書けない年齢でも、絵でクラウドを作ることもできます。
自分ひとりでもできるし、仲間と一緒にもできます。
たとえ意見が対立していたとしても、ポジティブな場が実現できるので、コミュニケーションの質が格段にあがります。
まだTOCfEを学び始めたばかりですが、今回のような雑なクラウドからどんどんブラッシュアップして、これからも楽しく思考と付き合っていきたいなーと思います🥰
最後に
2022/2/26(土)に、オンラインで「クラウド」を学べます!
中平はファシリテーターとして参加します。
「TOCfE 初めて!」という方も、気軽に遊びに来てくださいね~♪