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スケジュール管理のサポートを受けていた頃の日記

こんにちは。走りながら考える、なかだいらです。
このnoteでは長男ナオ、次男リョウが発達障害の診断を受けた流れ、その後バリ島で育て直しを行った体験の記録を、本人の許可を取ったうえでつづっていきます。
バリ島へ行ったのが2009年。まずはそれまでの日記を出していきます。

2006/2/22「大事な会話」

今日、福島から私の親友が来た。
自分のやりたいことが少し見えた気がした。大事な会話を記録しておく。
私「10月から聖徳の通信で心理学科に通おうかと思ってるんだ」
友「いいねぇ。ついに! これで将来カウンセラーになれるじゃん」
私「いやいや、カウンセラーになりたい気持ちは無いんだよね」
友「え~!? そうなの?」
私「うん。私にはできない仕事だって分かったの。共感しすぎて悩みや悲しみを家まで持って帰ってしまうと思う。警察官や看護師も仕事として割り切れるくらい強いひとじゃないとやれないと思うんだ。私は割り切れないと思うから」
友「あ~、そうかもね」
私「でも発達障害児の親として実例と接しながら日々過ごしていて、本や講演会で学んだことを実践して良い方向に進めているという経験を、多くのひとに語ったり本として読んでもらうことはできると思う。一対一でディープに接するんじゃなくて、その話を聞いたひとたちが

このままでいいんだ
悩むことは無いんだ
明るく過ごすことができるんだ

って、心が軽くなってくれたらいい。
でも、そうは言っても日常に戻るとなかなか発想の転換ができなかったり、足をひっぱるコンプレックスやトラウマがある場合はフィリを通じて専門家を見つけてサポートしてもらいつつ、前向きに進んで欲しい。カルチャーショックが必要だったらイルカと泳いでプチショックを経験することもできるし、目に見えない質感を受け取ったり送ったりする訓練(感受性を磨く)のために手話を学んだり、自分を犠牲にしない働き方の提案として地域サイトを紹介したり、そういうことを知りたいひとにだけ知らせたい。必要の無いひとにまで肩を叩いて「是非やりなさい」とは言いたくないけど、その情報が欲しいひとたちにだけ情報を伝えていく手段として、フィリイルカネット・地域サイト・手話・ADHDのサイト運営をしたいと思ってる。それらの裏づけとして心理学をきちんと学んでおきたいなと思うんだ。
で、私の理想像は
 1)講演会や本で自分の経験や自分の考えをひとに知ってもらうこと
 2)毎月「プレゼント費」を予算化してメルマガ読者から数名選んでプレゼントを贈ること
 それができたら、もう最高!!!!」


2006/2/23「猫に襲われる」

急ぎの仕事が入ったので今日の手話講習会はお休み。
ここのところ連続で休んでるなぁ…。
毎週水曜日の午前中、みっちり勉強してもうじき1年。
春から上のクラスがあるが、出産と重なるのでそれにも通えないかも。
仕事、仕事…と思ってパソコンに向かったら、モコ(7.5kg)が「抱っこして~ン」とデスクに上ってきた。

我が家の猫って「こう!」と決めたらとことんしつこくて、なんとか私の膝へ乗ろうとする。でも、モコは膝に乗り切らないほど大きくて、しかも締まりが無くさらに非協力的なので、私は身重のお腹の上にモコを乗せ、片腕で支えてやらなければいけない。
デスクから降ろすたびに「嫌だ、嫌だ~」と再び上ってきて、画面は見えないは尻尾でキーを押すわで、とうとう根負け。

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↑抱っこして~! と迫られている様子。

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↑とうとう乗られてしまう。白い固まりがモコ。

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↑横から見た図

格闘の末、いまは仕事部屋から締め出していよいよ仕事開始です。

2006/2/24「最近、朝…」

最近、朝は4時~6時に起きられるようになった。
どう頑張っても起きられなかったのに。
考えられることは「目覚ましが鳴ったら絶対に起きる!」という鼻息まじりの目標を捨てたこと。あと、就寝中2,3回眠りが浅くなってふと目が覚めるので、3回目あたりで起きちゃうこと。えいや、と。
私の場合、身体のリズムと目覚ましの鳴る時間が全然合っていなかったんだろう。
今日も、目が覚めて「おし、そろそろ起きるか」
と思ったら、まだ3時だった。うう…、深夜なのか早朝なのか微妙だ。
3時はまだ深夜、4時はもう早朝、と決めて再び眠る。

2006/2/26「ゆるゆる」

妊娠後期に入って、かなりの腰痛。
ベッドから起き上がるときなど、子供の手を借りてゆっくり起きないと腰の骨がはずれそうだ。
妊婦の腰痛についてネットで調べてみた。
妊娠後期になると、出産時に赤ちゃんの頭が通りやすくなるように、骨と骨との間をゆるめるホルモンが出るんだそうだ。
そーかそーか、私の腰の骨はすでにゆるゆるなんだナ。
気をつけないと、アンパンマンに出てくるホラーマンのようにバラバラになっちゃうぞ。
ゆるゆる。

2006/2/27「スケジュール管理」

最近、朝起きられる。
身体のリズムに合わせて起きるって簡単なことだったんだな~。
今日は午前中、Webリニューアルの打ち合わせが1件。
それ以降はひたすらPCの前で新しいサービスの仕組みを作る。
ついつい仕事に追われて、自社サービスの開発は後回しになりがち。
でも去年の今頃に比べると、仕事がだいぶ整理されて色々な目処が立ってきた。資料の山が目に見えて減って、やりかけの仕事の全貌も見えてきた。
これも優秀なスタッフのおかげ。

うっかり屋の私は気を抜くとすぐに資料が山となる。
この山を全て付箋に書き出し、優先順位をつけエクセルで管理する。この仕事一覧を1週間のスケジュールに組み込んで行く。
毎日を1時間ごとに分けて、細かく予定を入れていくのだが、遂行能力にも問題があるので、週に1度スケジュール管理担当のスタッフが通ってくれているのだ。

彼女は私が予定通り仕事をしたか、スケジュール表をひとつひとつチェックしていく。その後、今後1週間の予定を確認し新しいスケジュール表を作る。
週に1度だと、途中でスケジュール表そのものが資料の山に埋もれてしまい、週の後半はほとんど計画通り動けない。なので、いま週3回通ってもらえないか交渉中だ。
普通はみんな自分で管理してるんだろうな~、と思いつつ。作業記憶(PCで言うメモリー部分)に支障があるので、思いついたことや電話で受けた仕事はすべて付箋に書かないと忘れちゃう。付箋という便利なものを作ってくれたひとに感謝。スケジュール管理のために通ってくれるスタッフにも感謝。
頑張って働くぞー!

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スケジュール表とたくさんの付箋。

2006/2/28「名前」

今日は新生児グッズを買いに行った。
小さい靴下、小さい帽子! 懐かしいなぁ。もう2月も終わり。
予定日(4/19)まで、あと少し。名前はすでに決まっていて、名付けの親は次男。彼がポツリと呟いた名前に決定したのだが、後から聞いた話では「朝、テレビ見てたらおじさんが釣った魚にそんな名前をつけてたの」とのこと…。さ、魚ですか?

つづく

次回は、「書字障害と漢字に取り組んでいた時期の日記」についてアップしていきます。

■当時をふりかえって補足 2021.9.13
この頃から私が目指す理想は変わってないですね。
共感しすぎ問題はその後だいぶ解決しました。
イルカというキーワードは、以前、野生のイルカと泳いでいた時期があるので登場しています。
スケジュール管理はスタッフのサポートがあった時期は本当に助かっていました。いまでも資金が潤沢ならお願いしたいくらい!

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