法人を休眠しようか？　適職と天職について

こんにちは。新宿まで片道2時間、なかだいらです。
このnoteでは長男ナオ、次男リョウが発達障害の診断を受けた流れ、その後バリ島で育て直しを行った体験の記録を、本人の許可を取ったうえでつづっていきます。
バリ島へ行ったのが2009年。まずはそれまでの日記を出していきます。#050

2007/9/2「法人を休眠しようか？　適職と天職について」

どうしよう、どうしよう。
ばかりで結論を先延ばししているんだけど、仕事。
どうしよう。

会社を辞めようかなー、と考えているのです。
私の場合、有限会社経営なので会社を辞めるということは法人をたたむということ。
しばらくの間、無気力ニンゲンでいたので売り上げが右肩下がりなのです。うーむ。

とりあえず、色々と削ったとしても、事情があって私の収入が無いと我が家はやっていけない状況なのであります。

他の仕事を探したとしても、いまほどいい条件の仕事って無いと思うし、ベストなのはやはり、いまの会社の売り上げを伸ばすことなんだろうなー。
売り上げを伸ばすには、働かねばならないのです。

スタッフには恵まれていて、色々とアイデアをあげてくれるんだけどお返事すら放置な状態。（ご、ごめん……）

どうなるのかなー、この先。

適職と天職は違うということ。
適職は得意なことであって、ご飯を食べるための仕事。
天職はやりがいがあって、自分にしかできないライフワーク。
私は天職でご飯を食べようとしているから難しいんだろうな。

法人会や異種間交流でもどうも自分を使い分けることができなくて、違和感を感じたまま徒労に終わるとか。誠意で話して損得で返事されたり。

法人格と自分の人格を別に考えなきゃいけないんだろうな～。

私が法人を立ち上げたのは本当に不思議なご縁で。
もともと長男をおんぶして臨月のお腹で地元のお店を回ってこの町の情報を集めていたのだけれど、この町の活性化のために自分にできることをしていただけ。売り上げとか利益とか全く考えたことがなかった。

だんだんホームページ制作の仕事が入るようになって、あるひとから「法人の方が信用があるから会社にした方が良いよ」とアドバイスを受け翌日税理士のところ連れて行かれた（本当に考える間も無く）。
そこで初めて会社名を考えて、いまの会社を立ち上げたという流れ。なんて行き当たりばったり……。
でも、そういう流れになっていたんだと思うなー。

もう会社も７年目だけど、色々なことを学んだ。
まだ道は半ばだと思うんだけど、本当にどうなるんだこの先。
私のヤル気が再び起こってくるのかしら（←他人事？）。

今日は数ヶ月ぶりにホームページを１件作った。
全く仕事が無いわけじゃなく、やれば収入につながる仕事をずっと寝かしている。もったいない……。

自分はどうしたいのかな。ひとには偉そうにあれこれ言うけど、自分のこととなると分からないものだね～。
とにかく、今月中に何かしらの結論を出すのです。
そして10月には決算なので、そこで幕を下ろすか、休眠するか、なぜか売り上げが急上昇しているか、方向性が決まっていると思われます。

何がどうなろうとも、すべてをありのまま受け入れていけますように。

と、ここまで振り返ったら内容がディープだ！
でも、記録のために残します。
状況は深刻っぽいけど、死ぬほどの問題ではないので大丈夫です。スタッフにも心配かけて申し訳ないけど宙ぶらりんが一番嫌よね。またミーティングかな？
来年のいまごろ、今日を振り返って「大変だったな～。アハハ」と思えますように。

つづく

次回は「認知の仕組みと私が将来やりたいこと」をアップします。

■当時をふりかえって補足　2021.10.18
この悩み事から1年後、「大変だったな～。アハハ」どころか、私は法人を休眠して個人成りして、すべてを放り出してバリ島に逃げる計画をたててました。そして2015年には別途、株式会社を立ち上げています。
人生色々ですね。
いまはビジネスに関する考え方が変わっていて、利益と天職を並行して求めてＯＫだと思っています。