ナオが描いた目玉の万国旗の話
こんにちは。猫飼ってるのに猫カフェに行く、なかだいらです。
このnoteでは長男ナオ、次男リョウが発達障害の診断を受けた流れ、その後バリ島で育て直しを行った体験の記録を、本人の許可を取ったうえでつづっていきます。
バリ島へ行ったのが2009年。まずはそれまでの日記を出していきます。#052
2007/10/2「ナオの作品集」
長男ナオ(小4)は作品に名前や意味をつけるのが好きじゃないみたい。
絵よりも粘土のような立体の物づくりの方が向いてるように思うなぁ。
ちなみに↓これは保育園用の万国旗。ココの運動会に使用されるもの。
ナオが頑張って描いてくれたんだけど、ぷーさんやポケモンなどの可愛い絵が並ぶ中、この絵は異質……。
これも「この目は何を表しているの?」とか「このぐるぐるは何?」と聞かれるのが嫌そうだった。意味は無い。名前も無い。自然と沸いて来たものを描いているだけだそうです。
■当時をふりかえって補足 2021.10.20
心理の先生に見せたら「病んでます」と言われそうな万国旗ですが、描いているときのナオは結構喜んで描いていたように思います。それを分析されるのはとっても嫌だったみたい。作りたいから作るし、描きたいから描くのに、どうして大人は名前をつけたり意味を聞いたりするのだろう、そんな風に感じていたようです。まったくもってその通り、彼の方が真理に近い。創作物は宇宙や海に関するものが多かったです。学校と折り合いを付けながら成長するナオを見ていて「地球に馴染むの大変だよね」と感じたりもしました。