【ドローン配送の時代はすぐそこに】~ビジネスモデル考察Vol.12~
■背景
今後ドローンによる荷物の配送が活発になってくる
⇒荷物の種類に合わせた様々な配送技術が必要になる
■ターゲット
ドローン開発企業
■ビジネス詳細
・ドローンの技術開発
・特許を取得してその利権で収益を得る
・現在は20件の特許取得済
・代表技術は、ドローンの移動中に物を載せる中心部だけは常に地面と水平であり続ける技術
⇒ラーメンを載せても溢れない
■ユーザーのメリデメ
▷メリット
・当社が開発した技術を利用する事で研究コストが抑えられる
・運搬用や撮影用など様々な用途に合わせた技術がすでに存在する
▷デメリット
・利用にコストがかかる
・自社開発でないため細かい要望を網羅できない
・同一技術を用いた他社との差別化が難しい
■開発者メリデメ
▷メリット
・需要のある技術の開発が出来れば、その後コストをかけずに収益を得られる
▷デメリット
・特許申請をすることで、真似して似たような別の技術を作られてしまう可能性がある
・技術は常に進化し続けるため、より良い技術を他社に作られた場合利用されなくなる
■今後の展開・課題
・特許数を増やしていく
⇒今後ドローンがどういうシチュエーションで使われるか予測する必要がある(例: マラソンや自転車競技の中継がドローンで行われるようになる⇒速く移動する技術が必要になる)
・そもそものドローンの安全性が上がらないと始まらない
⇒だからこそ今は今後使える技術のライセンス取得をしている
■考察
・権利を売るビジネスが新しい考え
⇒完成品ではなく、細部の技術のバラ売り
・ドローンは今後間違いなく社会インフラとして普及してくるため市場は大幅に拡大する
・ドローン配送を目指しているアマゾン等の大企業と競合関係ではなく、協力関係を築ければ大きい
■企業
株式会社エアロネクスト
▽参照:STARTUP FILE
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