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ひとりごと

才能とは、他の人との比較による「得意なもの」ではなく
そのことが「好き」で愛情を注げるのかどうからしい。

そう言われると
納得できるような、納得できないような…
「私の好きなものって何だっけ?」と
戸惑った気持ちになる。

たぶん、才能を活かすということと
それでお金を稼ぐということが
私の中でくっついてしまっているからなのだろう。

お金を稼ぐということは
価値を生み出すということだし
価値があるということは
他の人にはできないことをするということだろうし
他の人にはできないことって要は
他の人と比べて得意なことなんだろうし。

また、「素敵だな」と感じる人は
やはり他より抜きんでているからこそ
憧れるし好きになるのだから
「好き」と他人との比較という構図が
ここでも出てきてしまう。

何も考えずに
ただただ「好き」と思えるものって何だろう。
そういうものが私の中にあるんだろうか。
何の役にも立たず
特別になんてなれず、何の見返りもなくても
ただ「好き」でいられるものがあるんだろうか。


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