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推し活文化

物価高で消費が冷えこんできている一方で
「推し活」消費は年々上昇し、今年も好調だったとか。

「推し」という言葉自体は
モーニング娘やAKB48のころからあったそうだけれど
最近、何にでも「推し」という言葉を聞くなと思う。

「ファン」と「推し」の違いがよくわからなかったので
「推し」についてChatGPTさんに聞いてみた。

①推しの活動や商品に対し
 積極的にお金や時間を使い熱心にサポートする
②自分が「推したい!」と思う存在を見つける
 行為そのものが「推し文化」の中心であり
 推しを見つける瞬間が、一つの楽しみでもある

特に②がなるほどと感じた。
「推し」文化は「○○を推している自分」ということそのものが
その人のアイデンティティや心の拠り所になっていることが多いと
聞いたことがある。

カフェで若い女の子たちが
「私、今"推し"がいないんだよねー。見つけなきゃ」
と話していて
「何かを好きになるときは自然に好きになるのだから
 見つけ『なければいけない』というのはどうしてなんだろう?」と
不思議な気持ちになったことがあった。

アイデンティティになっているのだとしたら
何も「推して」いない自分があいまいな存在に思えてしまって
「何か見つけなきゃ」と思うのも納得できる。

あと①の「熱心にサポートする」という部分もなるほどと思う。
私にとってまだ「推し」がいないのは
好きになったり「かっこいいなぁ」と思う人は多いけれど
そこにお金や時間などのエネルギーを注ぎ込んでいないため
胸をはって「私は推している!」と
明言できない気がするからかもしれない。

こうやって「推し」について考えていると
だんだん私も「推しを見つけたい…」という気持ちになってくる。

女性は40代ごろになると
宝塚か、大相撲か、プロレスのファンになるということを
(何の調査なんだろう?)どこかで聞いたことがある。

今のところ、私はまだ上記のどれにも興味がないけれど
いつかnoteにそのことばかりを書く日が来るのだろうか。

まだ「推し」ではないけれど
最近、YouTubeでディズニーランドの
ハロウィンシーズンのパレードのダンサーさんたちの動画を観て
かっこよくて目が♡マークになっている。

通常のパレードは明るく可愛い感じのダンスだけれど
ハロウィンパレードの主役はヴィランズ(悪役キャラクターたち)のため
ダークで大人っぽい演出にすっかりはまり
10月末ごろから動画を見漁っている。

そのうちハロウィン以外のパレードの動画も見始め
最初は見分けがつかなかったダンサーさんも
「この人このパレードではこの役なんだ!」と発見したり。

ちなみに、何人もの方々がYouTubeに
高画質でたくさんの動画を上げてくださっているのだけれど
何度も足しげく通い(夢の国の入場料は高いのだけれど)
5~6時間場所取りをして撮影されている
(中には10時間という人も!)ということで
そのことを「地蔵になる」というのだそう。

寒くても暑くても地蔵をしてくださる方がいるおかげで
楽しませていただいて、本当にありがたい。
これもきっと「推し活」の一つの形なのだろうな。

特にセンターの女性がかっこよすぎてこの人の動画を中心に見ている。
まだ「ファン」の段階だけど
そのうち私も「地蔵」になってたりするのかな。

カバー写真:Lee BlanchflowerによるPixabayからの画像

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