人生の巡り
「歴史は繰り返す」という言葉があるけれど
これは社会の大きな流れだけではなく
個人の人生の流れにも言えることだといわれている。
数秘で9年サイクルという考え方を最近教わり
今年から9年分をさかのぼって振り返るということをやってみたところ
色々な気づきがあった。
今年は、私は年間を通してやたらと忙しく
特に秋以降は目が回るくらいにあわただしかったのだけれど
例えて言うなら
「誰かのバックコーラスをするのに忙しかった」
一年だったと感じる。
誰かの目標や夢を叶えるために協力をしていることが多く
それもよい活動ではあるし、様々な学びも多く
私一人では経験できないことを経験させてもらえたと思う。
ただ、振り返って見ると
「あれ?私、今年何をしてたっけ?何も手元に残ってない…」
という気持ちになっている。
今回振り返りをして、9年前…2015年も同じように当時も
ある人の強烈な「これをする!」というヴィジョンに巻き込まれて
やたらと忙しかったということを思い出した。
人を変えて、場面を変えているけれど
やっていることは全く同じで、9年前は
「私はこの人の人生の背景なんだ。エキストラなんだ。」と思っていた。
こう言うとジャイアンみたいな人に
無理やりやらされていたように聞こえるかもしれないけれど
そんなことはなく
自分自身に明確なヴィジョンがないために
エネルギーが強い人の磁力に自ら惹かれていき
距離を取ったり抜け出すこともできず
キリキリ舞をしていただけといえる。
では来年は…というと9年前、18年前を振り返ってみると
「なんとなく始めたことが、意外と長く続く」
という共通点があるように思う。
前年の反動で「自分の人生に集中したい!」という思いが高まるからなのか
新しいことをちょこちょこ始めるパターンが多いのだけれど
「少しやれればいいかな」という程度の気持ちで始めたもののなかには
今でも続けていることがあり
自分の人生の大事な部分を占めているものが含まれていたりする。
来年、私はどんなことを始めるのだろう?
そう思うとちょっとワクワクする。
カバー写真:Image by 용한 배 from Pixabay