イケメンになりたい。

男子にモテるといわれている服装、いわゆる世間でいう、女の子っぽい格好をすることが苦手だ。小さい頃から好きな色はみどり、スカートよりズボンだった。

最近参考にしているファッションは、韓国の男性アイドル達の私服。

中学生までは、何を着たら良いのかよくわからず、母が買ってくれる服を着ていた。高校生になったとき、校則がわりと自由だったこともあり、イーストボーイでネクタイを買ってつけたり（そこでも選ぶのはリボンではなくネクタイだった）、カーディガンの色で遊ぶようになったあたりだろうか。その頃から、自分の好きなもの、でアイテムを選ぶようになった。

自分のアイデンティティを見失いそうなとき、ファッションは自分を魅せる、1番見た目でわかりやすい方法だと思う。

わたしはあくまで性自認は「女」だとは思っているが、「雰囲気イケメン」な服装が好きだ。というか性別なんて関係なく、自分の好きな服装がしたいだけ。

アイドルが好きな理由のひとつに衣装や私服をみるのが楽しい。というのがある。衣装は、日常生活ではなかなかできない組み合わせや、ディティールから細かいところまで計算し尽くされたたった一つの作品として美しいものに出会えたときの楽しさが半端ない。レディース、メンズ関係なく取り入れる衣装はとても素敵だ。そしてそんな衣装を普段着ている彼らの私服は、とても参考になるし、素直にかっこいい。

彼らの個性豊かなファッションをみていると、自分の好きな格好をすることを肯定してくれるような気持ちになる。ファッションは自分を表現するひとつの作品なのだ。

「モテ」や「流行り」だけに囚われない、自分の好きな格好をするファッションを、わたしはこれからも続けていきたい。みんな好きな格好をすればいいんだ！

#ファッションが好き