【時計技師】ヤエル・ブラーラー #theTEAM
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本日はルツェルンのアトリエでサービスと修理を分担している時計職人、ヤエル・ブラーラーをご紹介します。
時計業界に入って7年、ヤエルは機械式時計について叙情的な言葉を残しています。
「腕時計はすべての機能が同一に美しく機能していなければ存在しない。きわめて繊細、精巧優美に編み上げられた金細工レースの持つ完璧さや美しさ、集中力の高さと同じ。」と彼女は言う。
あなたは時計を見るとき、まず何を見ますか?
時計はまず外見から見て、宝石のようなものです。
しかし時計師の私にとっては、その背後にあるメカニズムを知ることで、本当にエキサイティングなものになるのです。
クロノスイスの場合は、その前面にあるメカニックを見ることもできます。
フライング・レギュレーターの文字盤は、立体的なデザインのためのモジュールのベースプレートにもなっているため、このアトリエに来た当初は多くの新しいメカニズムを学ばなければなりませんでした。
特にオープンギアのモデルでは、レギュレーターに不可欠な歯車も露出させるので、文字盤を見ることで時計に何かが起きていることがわかり、時計師だけでなくクライアントにとっても非常にエキサイティングなことなのではないでしょうか。
時計職人になるには、どのような性格の人がいいのでしょうか?
私は高校生の時に細かいものを扱う器用さと集中力を持っていたので、時計業界を考えるようにアドバイスを受けました。
サービスや修理の場合は、問題解決型の性格であることも助けになります。問題を発見し、それを解決し丁寧に組み立てるという複雑なチャレンジが好きなんです。
ジャンピングアワーのデルフィスは私のお気に入りのひとつなんです。
この時計には6つのバネがあり、完璧に機能するように調整する必要があります。
これだけ複雑だと、作業には最低でも丸一日かかります。
大きな修理のない場合、サービスの受付から時計を返すまで、顧客はどのくらい待つのでしょうか?
良いサービスを強調することはできませんが・・
私たちの目標は、ここルツェルンのアトリエに到着してから2週間以内に時計を返却することを目標に私たちは常に気を配っています。
仕事中の喜びは何ですか?
チームワークの良さ。
そして時計が再び動き出したときの感動です。
これは良い仕事ができたという証でもあるので。
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