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【メンター】パトリック・ホフマン #the TEAM

ユリス・ナルダンの最高経営責任者(CEO)を6年間務めるなど、40年間という長い時間を時計業界に身を置いてきたパトリック・ホフマンを今回はご紹介いたします!

「時計はそれ自体で時計自身を語るべきであり、時計そのものだけで真の価値を表すものでなければなりません。」

パトリックは2017年に時計業界から身を引いて引退するはずだった。
しかし、ハンドメイドの機械式時計に魅了され、時計づくりの世界から完全に離れられなくなってしまったのだ。

あなたはクロノスイスのチームの一員となって6年になります。
なぜ時計の世界に戻ってきたのですか?

「クロノスイスは独立系の会社で、本当に素晴らしいチームスピリットがあります!そこに魅力を感じたのです。実のところ、クロノスイスのように最新技術を採用する先進的な開発精神をもちつつ、自社製ハンドギョーシェ彫りの技術をマスターしている職人がいる時計会社は他にはありません。その上、現代的なデザインは他の時計ブランドとは一線を画しています。」

独立系ファミリーブランドとしては、理想的な状況ですよね。

「ええ、本当に可能性のあるブランドだと思います。ニッチなブランドであり、これからもニッチなブランドであり続けるでしょう。しかし、その可能性はまだ開拓されていない。特に、公正さと製品の価値においてね。消費者は、クロノスイスに支払った金額に対して本当に価値のあるものを手に入れることができるのです」。

クロノスイスの持っている「価値」はなんだとおもいますか?

「クロノスイス本社スペースの中心に位置しているのは、時計職人たちのアトリエです。このアトリエはギョーシェ彫りやエナメル加工のスペースがあり、職人のための工房です。時計職人と技術者のための場所で職人が技術を発揮し高め進化させていくスペースがクロノスイスの中心に位置しているのは、クロノスイスの時計作りのポリシーを表していると思うのです。」

あなたの仕事について教えてください。
「時計業界にいた40年にわたる経験を活かしています。私は今までのキャリアでアジア、アメリカ、スイスで働き暮らしてきました。その間、ブランドの設立を手伝い、トランクショーや見本市をプロデュースし、マニュファクチュールを立ち上げるチームを率いてきました。この経験をもとにオリバー&エヴァ夫妻のメンターを担い、色々なアイディアや相談の話の壁打ち相手でもあります。"私は彼らのアイデアを実現する手助けをし、集中力と指導力をサポート”しようと努めています。」

長い年月時計業界にいた経験から見る、時計ブランドにとって最も重要なことは何だと思いますか?

「時計はそれ自体で時計自身を語るべきであり、時計そのものだけで真の価値を表すものでなければなりません。」

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