【パーソナル・コマース】ビート・ワインマン #theTEAM
本日は、パーソナル・コマースのビート・ワインマンをご紹介します。
時計の世界で25年のキャリアを持つビートは、時計の”売り方”と”作り方”の両方を知っている。
「手が届きやすく、パーソナルであること」を信条に、顧客やパートナーとの長期的な関係を築きながら、最適な時計を見つけられるよう顧客が納得するまで伴走し続ける。
その前に、パーソナル・コマースの仕事についてご説明しよう。
クロノスイスでは、顧客にとって最適な一本を提供するために、顧客の時計への嗜好・好みだけでなく、ライフスタイル等も含めて時計選びをサポートする役割として、パーソナル・コマース担当を置いている。
最初の時点で顧客が明確に理想の時計像を持っていてもいなくても、パーソナル担当は顧客の潜在的なニーズまでを掘り起こし、顧客にとって最も価値のある1本になるように時計選びをサポートする。
もちろん、ただ販売するだけでなく、個別オーダーや修理、要望も含め顧客との長い付き合いを行っていく、文字通りのパーソナルなパートナーである。(英語もしくはフランス語での対応です)
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パンデミックの中、クロノスイスは成長してきている。
その秘訣は何だろうか、顧客に多く接しているビートに聞いてみよう。
「まず、競合他社と同じではない、良い製品を作っていることです。トゥールビヨンがその良い例です。ユニークなレギュレーターのデザイン、目を引くカラー、そしてハンドメイドのギョーシェ彫りが特徴です。
第二に、私たちは顧客が我々にアクセスしやすく、個々のニーズに合ったサービスを迅速に提供しなければなりません。
小売店、ウェブショップ、ルツェルンのアトリエ・・・いずれの流通から時計を買おうとしているかにかかわらず、24時間以内の対応が理想的です。
最後に、私たちは顧客に適切な質問をする必要があります。そうすることで、個人的な関係を築き、顧客が何を求めているのかを理解することができるのです。」
クロノスイスの典型的な顧客とは、どのような人たちか?
「典型的な顧客というのは存在しません。彼らは皆、強い個性を持っています。腕時計は彼らにとって趣味のようなものです。クロノスイスの腕時計は、彼らの人生にとって必要不可欠なものではなく、喜びの対象なのです。」
今の時計業界についての変遷をビートは語る。
「2008年以前は、小売店や販売店に納品するだけで、他とは違う複雑なものであれば、何でも売れたものです。今はより現実的な時代で、値札に見合った時計としての価値、あるいはそれ以上のものを提供しなければなりません。」
ビートがチームビルディングで意識している事は、
「私は、会社の成功のために効果的な働きをするチーム全員を持ち上げたいと思います。良いチームワークは、素晴らしい時計、売り上げの増加、そして仕事の楽しさに反映されてきます。」
仕事以外の楽しみはアウトドア。
オフィス以外では、自転車で峠を登ったり、スイスの風光明媚な湖で泳いだりする。