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【コラム】マーメイドはひとりで躍る vol. 14

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vol.14


いよいよ10月。カレンダーに合わせてきたかのように、外もめっきり寒くなってきている。秋真っ只中である。

この時期になると、『〇〇の秋』というワードで盛り上がり、普段しないようなことに少し背伸びして読書したり、絵を描いたり、スポーツを始めたりと、新しくトライするような季節である。

ここ最近は、天気や気温だけでなく、世の中の動きも大変目まぐるしい。
自民党の総裁選が行われ、菅義偉さんから次期総裁の岸田文雄さんにバトンタッチされる準備が着々と進められているところである。コロナも第n波が収束を見せ始め、一時的になるかもしれないが緊急事態宣言も解除された。
その一方で、小室Kさんと眞子内親王殿下の入籍騒動は、国民の中でも賛否両論である。果たしてこの2人はどうなることやら・・・

そして審査員の変更・即席ユニット出場解禁・過去優勝者のユニットでの再出場・史上最多の参加総数と、事前の段階から大きく世間を賑わせたキングオブコントも、空気階段が頂点に立つ形で幕を閉じた。

まあこの辺の政治を斬る話だとか、お笑いの話だとかは、おそらく私よりももっと専門の方がいるので、彼に掘り下げてもらうとしよう。


かくいう私はというと、ずっとネタを探していたのだ。
何回かこういった文章を書いてきてわかったこととして、ネタ自体が切れる事はまずない。ネタの候補はいつまでも湯水のように湧いて出る。

しかし、粋なオチまで作れる一貫したネタがないという事である。
文章というか話というかが上手くなる目的でこのようなことを書いているものの、これが上手くなるというよりも先に、『書くことへのハードルが上がる』
ということである。

基本的にオチのない話ばかりをする私にとっては、どうしても「こんなことがあったよ」と、エピソードトークというより報告のような形で留まってしまうことが多い。この文章を書く際も、ネタを実際に書き起こしつつ、「やっぱり報告になってしまってオチが弱い」とか、「この話からどう結論に結びつけようか」とかで迷ってしまったり、「そもそもエピソードの尺が少ないぞ」「エピソードはどこに帰着するんだ」と1500字あたりから迷走し始める。
どう考えても、毎日書くというあの日の気概は間違っていた。明らかに私の身の丈に合っていない。そして、毎年300本以上のネタを投稿するJALJALはどう考えても気が狂っている。


そんな時、昨日の内定式にて、私が入社したら一番お世話になるであろう本部長の方が残りの大学生活について、内定者全体に「負けることに慣れてはいけないけど、負けから学ぶことには慣れないといけない」「全力で挑んで負けるくらいの高い壁に挑戦してほしい」みたいなことを仰っていた。


私はこれまで色々なことに掻い摘んできた。
サークルもそうだしバイトもそうだ。ありがたいことに留学までさせていただき、さらにインターンを2つしながらも、#りくまち という形で取材までさせていただいている。

ただ、各に満遍なく100%を注げていたかというと、それはまた別の話。
事実、今挙げた以外の中で、没になったもの、二の足を踏んでいるようなものもあるし、今挙げたものもしばらく回せていなかったり、ネタ切れ・時間・疲れを言い訳にして逃げてしまっている節はある。その時点で満遍なく100%を注ぎ、目の前の困難にも真正面から立ち向かおうとする意志はなかっただろう。まあそもそもとして何もしていないから何も困難が出てこないとも言えるが。
というよりも自分が責任感を持ってなんとかしないといけないことでも後回しにする「逃げ癖」ができてしまっており、意外と私はメンタルが弱いのではないかと思う。

正直AM4:30就寝 AM9:30起床と、誰がどうみてもコンディション良好とは言えない状況であったとしても、図星だとしっかり内容は覚えているもので、この話は私の心にも強く刺さった。なんなら一回刺して180度回転して抉らせたレベルである。


ということで、ここからが本題なのだが、
こちらの『マーメイドはひとりで躍る』の質をもっと上げるべく、ちょっと他の人のnoteを閲覧してしてみることにする。


noteというものはなかなかすごいもので、自分の好きなサービスを紹介している人もいれば、メンバーや活動を紹介する法人・団体もいたり、何かこう自分が発見したことを共有するプチ論文、プチプレゼンの役割を持たせている人もいる。使い方はさまざまだ。
ただ1つ言えることとしては、ブログとはまた違った使い方をしている人が多い気もする。非モテ最近やや体重増加傾向の一般男子大学生の話を無限に聞かされたところで、何もそそられないのは自明だが、芸能人が普段の日常的な情報発信という目的でnoteを使っている人は少ない気がする。そういう場合はどちらかというとアメブロやTwitterを使う気がする。

そして何より、見ている人に有意義な情報を与える。
当たり前の話であるが、そもそもとして誰に見せたいのかは常に意識しなきゃいけない。我々は一般人なので、こういう有意義な情報を与えなければ意味がない。noteユーザーの目は、少々厳しいのだ。


たまたま「話題」で一番上にあったものを持ってきた。
海外になかなか行きにくいからこそこういった海外の食卓に並ぶ料理を載せるのはかなり有意義であろう。それにしても、内容を見てもらえればわかるが、飯テロが過ぎる。時間帯さえ間違えてしまうと、お腹にダイレクトアタックされてしまいそうで、次回「城之内、死す」といったところだ(?)


こちらもたまたま「話題」にあったのでそこから。
これなんかは「ワインが好きな人」「ちょっとつまみを作ってみたい人」「料理のレパートリーに困っている人」にぴったりである。というかアカウントの名前からしてそういう匂いは香ってくる。アカウント名だけで飯テロをさせてしまうとは、なかなかの強者である。


最後に。これはサムネイルでもうすでに飯テロの香りがする。
私は食べ物の中でも特に果物が好物である。あのみずみずしさとジューシーさ、しつこくない甘さと酸味がたまらない。その私をダイレクトに狙ってくるなんて、なかなかに罪なアカウントだと思う。
内容としては【F STAND】というサービスを紹介するというものだが、私のような果物好きのミーハーをまんまと釣ってしまい、その上果物の話をそこまで深くしていないのに、なんとなく直売いいなあと思わせてしまうのだから、罪なアカウントである。


とまあ、こんな感じでアカウントを3つほど紹介した。
え?なに?お前が紹介したアカウント全部メシ関連じゃねえかお前の趣味で選んでるだろ、だって??


こうやって私も、自分で紹介しない分、見ている人に有意義な飯テロnoteを一部紹介したので、このnoteもきっと意味をなすものになるだろう。

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