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【箱根駅伝】このタイミングでふりかえる① 専修・学生連合・山梨学院
ごきげんよう、マーメイド侍です。
先日、「もうひとつの箱根駅伝」が放送されました。今年は運営管理車の映像も多く、面白かったですね。大八木監督の涙に思わずええいああ(訳・もらい泣き)でした。例のごとく、復路がほぼカットになるのは悲しいけどね。まあそんなこんなで、いよいよ箱根駅伝ムードも落ち着きを見せることでしょう。
いや、そうはさせない。このタイミングで、いま一度箱根駅伝を振り返り始めたいと思います。
総合順位が下のチームから3校ずつ取り上げていきますね。
今日は専修大・関東学生連合チーム・山梨学院大の3校です。
総合20位・・・専修大学(往路20位/復路19位)
※選手下の数字は総合順位、その下の数字は区間順位
高瀬桂②ー茅野雅博④ー金久保遥③ー国増治貴②ー野下稜平①
(19) (20) (20) (20) (20)
(⑲) (⑳) (⑳) (⑳) (⑳)
南里樹②ー成島航己②ー水谷勇登①ー辻海里④ー服部友太③
(20) (20) (20) (20) (20)
(⑯) (⑳) (⑱) (⑯) (⑭)
7年ぶりの復帰となった専修大。往路は、1区高瀬選手以外区間最下位となかなか流れに乗れませんでした。注目のルーキー・木村選手が当日変更で走れなかったのも痛かったか。それでも、復路は奮闘を見せましたね。6区に入った南選手が60分台で滑りだすと、8区1年生の水谷選手も粘走。無念の鶴見繰り上げとなってしまいましたが、その9区辻選手も区間16位と力を出しました。アンカーの服部選手はチーム最高の14位。4年生で抜けるのは2人だけで、有望な下級生も多い。この経験を糧に、11年ぶりの連続出場へと挑みます。
総合19位相当・・・関東学生連合チーム(往路19位/復路11位相当)
※選手下の数字は総合順位、その下の数字は区間順位
難波天④ー河村悠③ー小島慎也②ー中山凜斗①ー杉浦慧③
(10) (19) (19) (20) (20)
(⑩) (㉑) (⑱) (⑱) (㉑)
大川歩夢②ー小坂友我②ー高槻芳照①ー町田康誠②ー松川雅虎②
(20) (20) (20) (20) (20)
(⑭) (⑬) (⑫) (⑫) (⑥)
学生連合チームは19位相当という結果。往路は唯一の4年生出走となった麗澤大・難波選手がトップと26秒差の10番手で中継。超スローからペース変動の激しかった難関の1区でうまく立ち回りましたね。しかし、直後の亜大・河村選手が苦しい走りに。抜かれた選手にもなかなか反応できず、一気に走行順を落としてしまいました。続く中央学院・小島選手、立教・中山選手もこの流れにやられてしまったか、なかなか他のチームと競り合うことができませんでした。結局往路は20位相当で終えます。
復路は駅伝ができましたね。6区東経大・大川選手が60分4秒で良い滑り出しを見せると、日大・小坂選手、東農大・高槻選手といった古豪校の選手たちが粘走を見せます。9区町田選手もポジションを上げ、繰り上げることなくアンカーへ。すると芝浦工大史上2人目の箱根ランナー・松川選手が快走。区間6位相当・70分台の走りで2人を交わし、15番手でゴール。今回は、惜しくも走れなかった同級生の東洋大・及川選手にもその晴れ姿を届けられたことでしょう。復路は11位相当と意地を見せた格好になりました。
総合19位・・・山梨学院大学(往路18位/復路20位)
※選手下の数字は総合順位、その下の数字は区間順位
新本駿①ー森山真伍④ー島津裕太①ーポール・オニエゴ③ー星野一平②
(20) (19) (19) (19) (18)
(⑳) (⑱) (⑯) (①) (⑮)
日影優哉④ー木山達哉②ー篠原楓②ー遠藤悠紀④ー渡邊晶紀③
(18) (19) (19) (19) (19)
(⑩) (⑲) (⑳) (⑱) (⑱)
2年ぶりに帰ってきたプルシアンブルーはベストメンバーを組めませんでしたかね。もともと予定した選手が走れなかったという1区は、期待のルーキー・新本選手が務めましたが、ちょっと酷だったかな。最初に遅れ、後方での単独走を強いられることに。それでも、日本人エースの森山選手が粘ると、3区の1年生・島津選手が区間16位で流れを作ります。そして4区オニエゴ選手が区間賞を獲得。彼は大学に来て伸びた選手なんですよね。もっと取り上げてほしかったくらい。上昇気流を持っていきましたが、山は伸びず、結局往路は18位でフィニッシュしました。
復路は一斉スタートの中、6区日影選手が59分代前半の好走で好スタートを切りますが、その後は苦しい走りが続きましたね。鶴見ではわずかに届かず繰り上げも。ただ、今回走れなかったメンバーにも、坪井選手、松倉選手、橘田選手など力のある選手がいます。来年に向けてもう一度建て直しといきたい。
次回は国士館大・法政大・城西大の3校です。
執筆・岩井惇