咲き乱れた花びら
五月雨に束の間の白を虚しく悦ぶ僕の
いわば心の顎をはたきクラッと虜にさせる君が愛しい
喚き散らした「最悪」の過去に青くささを感じたなら
百戦錬磨の嗅覚が誘ってくれるだろう
ネクストフェーズへ
咲き乱れた問題が僕らを覆い尽くしたとしても
蒔いた種は根を張り続けているよ
静かにゆるやかに
はだけた君の肩を愛でるのも最後がいつかなんて永遠の謎で
仮にタイムテレビで見ることができたとしても
僕はスイッチさえ入れられやしない
たとえ至極充ち満たされた豪邸でハーレムなんか出来なくても
蛙だった頃の野望はまだ抱いているよ
とうに忘れ去られたはずの秘密基地を肴にするのも本当は惜しい
咲き乱れた花びらはきっとあの時育んだ芽だからってことにしたっていい
授けられたもので何か授けられるように生きれたらいい