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感謝・こまばアゴラ劇場

2016年3月12日土曜日、はじめて「こまばアゴラ劇場」に行った日だ。 宮沢章夫さんの遊園地再生事業団 ワークインプログレス「子供たちは未来のように笑う」を鑑賞。それから150回は訪れたのではなかろうか。 2020年4月からは支援会員になり、観劇数がぐっと増えた。そしてコロナ禍で数本の中止・延期もあった。 主宰者の平田オリザさんの青年団公演はもちろんのこと、まさに小劇場演劇といえる都心で活動している劇団、地方の劇団そして役者、作家・演出家を知ることができる場であった。いろいろ

    • COVID19

      春分の日、朝起きたら頭が猛烈に痛かった。喉の具合もよろしくない。早速リビングに行って体温を測ったところ38.2度。まずいなあ。
祭日なので開いている病院があるのか、スマホと電話をかけて調べるもやっていないので、以前、新型インフルエンザの際にお世話になった区の急患センターに電話をし、10時から開いていることを確認し、9時半に自転車で出かける。 
受付をしたところ6番目、子供連れもいる。熱があるため外の駐車場で待機、さらに館内に連れて行かれ、計1時間ほど待っただろうか。ようやく診

      • 3本立て

        金曜日は午後を休み3本の演劇鑑賞。 まずはコンプソンズの「岸辺のベストアルバム」。金子鈴幸さんの頭脳はどうなっているのだろうか。彼の子供の頃からアニメやサブカルチャー体験が芝居内に刷り込まれ、小劇場B1という二方向から楽しめる劇場の特徴を上手く使い、メンバーと客演で劇場内を笑いの渦へと。お見事。 下北沢から駒場東大前に移動して、某劇団が穴を空けたスケジュールに、劇団柿喰う客が短編三作品をで三日間公演を組んでくれた。急遽のことだったので予定が合わず、追加公演の「八百長デスマッチ

        • もぬけの考察

          新聞の広告で気になったのだろうか。ようやくシステム系の改修から復帰した横浜市の図書館から引き取りの案内があり、一気に読んだ。 本作は、北海道出身の村雲葉月さんの第66回群像新人文学賞作品。装丁は、何か同賞受賞の村上作品の雰囲気もある(佐々木マキ)。 4編からなる連作。マンションの一室408号を舞台に、入れ替わる住人が主人公となる連作。この連鎖描写は想像を掻き立てられ膨らんでいく。 この作品と新たな才能に出会えたことは収穫だ。

          ギャラクシー賞

          観劇がない日は、テレビを観る。休みには「デフ・ヴォイス」の前後編。そのほか、溜まっていた録画作品を。 昨日、12月度のギャラクシー賞月間賞が発表された。 その中で、NHK「ミワさんなりすます」と日本テレビ「コタツのない家」がの受賞は、自分の推しでもあったのでうれしい。また、当然のことながら「ジブリと宮﨑はやおの2399日間」が。 テレビ繋がりで、一日遅れで観た「情熱大陸」。小島よしおさんがあのような形で活躍されていたとは知らなかった。とてもいいことだ。

          ギャラクシー賞

          2023年観劇日記 まとめ

          今年は計162本(複数回作品も含む)を劇場に足を運んだ(中止や体調不良は7本)。全般的な印象では、再演作品と翻訳作品に出色のものが多かった。その中で特に印象に残った作品を、観た日付順に記していきたい。 ・ほろびて 「あでな//いある」 こまばアゴラ劇場   作・演出 細川洋平 美容師と客、高層マンションの地下で生活する3人。対比的な構図により 現代社会を表し複層的な世界を描いた。選考対象に入るのかわからないが、岸田國士戯曲賞を取ってもおかしくない。来年の2月劇団公演「センの

          2023年観劇日記 まとめ