涙が出るほど美しい空
久しぶりにnoteを開いたらnoteフェスというのをやっていて
なんとなく書いてみる気持ちになったので
仕事の合間、気分転換に打ってみているところ。
最近は、ライターとしての仕事をさせていただくようになり
夏に一つ、大きな仕事の節目を迎えた。
作家としては、写真と言葉の作品制作ユニット「壱と千」として
現在作品展も開催している。
また、つい先日はことば作家CHIHIROとして初めてのワークショップを
マルシェイベントにて出店した。
この夕陽は、そのイベントの帰り道の写真。
田舎道を運転しながら、開けた場所に出てこの夕陽が見えた瞬間、
涙がぶわあーっと溢れてきた。
「生きててよかった」
「今日もありがとう」
「素晴らしい夕陽を見せてくれてありがとう」
そんなことを呟きながら、ぼろぼろ泣いた。
写真には映りきらないほど綺麗なグラデーション。
とても美しくて、ただただ心が揺さぶられていた。
そして、それを今自分が
見られていることを噛み締めていた。
私はフリーになるまで、雑貨店勤務。
お店は商業施設の中にあるので
朝出勤したら夜帰るまで外の景色をほぼ見ないことも多かった。
仕事は好きだったけど
夕焼けすら見られないことは
自然が好きな私にとって結構苦痛だった。
そんなことをそういえば思っていたな、と
夕陽を見ながら思い出す。
そのころはぼんやりと思っていたのだが
自分がこんなに夕陽に心を揺さぶられるということは
きっと私の魂がとても大事にしたいことのひとつなのだと思う。
涙が出るほど美しい空が
自分の本当の望みを
ひとつ教えてくれたような気がする。
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