TVドラマ「降り積もれ孤独な死よ」最終回を観終わって
遂に昨夜、「降り積もれ孤独な死よ」が最終回を迎え、まだまだ余韻冷めやらず、
あいみょんが歌う主題歌「ざらめ」が、〜消えないで、消えないで、消えないで〜♪と、頭の中でリピートしているクリスティーナです。
【主題歌】
この主題歌の入りが、ギターと同時にあいみょんの低音で、語り掛けるように始まるのだが、孤独な歌詞が、ドラマにぴったりハマる。
特に、成田凌演じる冴木仁と、その弟、萩原利久演じる蒼佑に気持ちの焦点を合わせて聴くと、更にハマって聴こえ、グッとくるものがある。
毎回、孤独を感じる雰囲気のとこで、バチーン流れて、視聴者は、胸がギュッとなり切なくなるような編集もいい。
最終回も、いいところで、流れるんです。
【超簡単なあらすじ】
ある屋敷にて、13人の子供の遺体が発見された「灰川邸事件」から始まるストーリー。
即、住人である灰川十三が容疑者として逮捕されるが、収監先にて死亡。その後、灰川邸に関わる生存者に忍び寄る魔の手。次々に、降り積もる謎、終わりの見えない謎解きの連続。そして、ラストに全容が明らかに。
【個人的感想】
個人的に、謎多きミステリードラマは大好物なので、一言で言うと、面白かった!
1つ謎が解けても完結に至らない、複雑に絡み合う各々の想いが、事件、事故を招いてしまい、全容が最後まで見えてこないところが、視聴者は惹きつけられる。
キャスティングに関しては、どれもピッタリ。主演の成田凌さんは、ただの男前ではないんですねぇ。渋味が出てきて、やさぐれ感を帯びた男くさい演技が、とにかく上手で、救ってあげたい気持ちにさせられ、魅力的でした♡
そして、最も印象が強かったのは、何と言っても、冴木仁の先輩、五味を演じた黒木メイサさん!彼女の復帰作になりましたが、パンツルックでタバコを燻らせる姿、拳銃を構える姿は、まさに頼れる姐御!最高のハマり役で痺れまくり。ウェルカムバックでございます。
最初から最後まで、辛い過去を胸に抱えた人々が、感情を拗らせながら生きる姿を描いていて、ずーっと暗い。毎回、切なくなるが、最終回のセリフで心落ちという、久々にクーッと、気持ちを掴まれた日本のドラマでした。
テレビ放送を観ていないという方は、Huluで観れますので、是非!