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私は女の子〜サンドさんの主張②〜

からの続き

ソラネコさんは最初から
サンドさんの性別が「メス」の場合は急いで保護し、
妊娠の可能性があるなら避妊手術も急がなければ、と仰っていました。

そして私がセッション後、内容を送ったその日のうちに
サンドさんは捕獲器ではなくキャリーケースにおびき寄せる方法で
すんなりと捕獲されたのでした笑

しかし、病院へ行く為、車に乗せたところキャリーから飛び出し
しばらくは車内での大捕物だった、と。
ただ、サンドさん自身は本当に凶暴性がなく、怖かっただけのようだ
とも報告を受けました。


私は捕獲後は「家に入れる」ことは伝えていましたが
「病院に行くこと」は伝えてなかったからなぁ^^;とこの時思ったのと
後のセッションでは「車に乗せられたこと」が脱走の原因だったと判明します。


ちょっとなんなのよ!車に乗るなんて聞いてないわよ!!


どういうことなのよ全く・・・


その後、無事病院へ運ばれたサンドさん


しかし、まさかの事実が判明したのです


「サンド・・・オスでした」


私は「えええええええーーーー」と思わず叫んでいました。


どう言うことなんだろう?
私が話したのは別の子だったのだろうか?

こんなことは初めてで、私としてはショックが大きく、しばし混乱しました。
私はこれ以前にも同じようなミスを犯していたんじゃないか、と自分に疑問を持ってしまい、アニマルコミュニケーターとしての自信が揺らぎました。


そして自信喪失した私は
アニマルコミュニケーターの恩師・うえだまりさんにも相談しました。

【今回は野良猫だったので自分の名前を認識していない場合、
他の子とお話しした可能性もある
自分の軸がブレていたりすると何かのスピリットに悪戯され、そういったことが起こったのかも、どっちにせよこの経験を今後に活かしましょう】と
アドバイスと励ましをいただきました。

私はアニマルコミュニケーターとしては、まだ2年のキャリアで
別に調子に乗っていたとも驕っていたという自覚もありませんでしたが^^;
自分への戒めとしての経験だったのかな・・・と
一旦落ち着くことができました。

私の体に何が起きたのかしらね


サンドさんは去勢手術を終え、ソラネコさんのご自宅に戻ってきました。


様子が落ち着いた頃合いで
もう一度お話しして、まず性別を確認してみてほしいと連絡が来ました。
「もしかしたらLGBTQのどれかではないか」と。


私は約400件のアニマルコミュニケーションの経験の中で
一度もそのような例にあったこともなく、他で聞いたこともありません。
自分への疑い もまだ晴れてはいませんでしたが
やはりもう一度話してみなければ、とも思いました。

=====

お決まりの挨拶をし、

もう一度聞きたいんですけどサンドさんは女の子ですか、男の子ですか?
「うん、まあ、それはどうでもいいじゃない?」

話したくないですか?
「そっちから見てわかってることと私が思ってることは違うってことよ。」

====

今回も穏やかな女性の口調は変わらず

「ああ、この子はトランスジェンダーなんだ」とこの時確信しました。

そして、前回も私はこの子と話せていたんだ、と
ようやく安堵の気持ちが広がりました。


次回最終話に続く

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