#ノンフィクション
ハッチが教えてくれたこと-尊い絆と愛・❷-
2022年11月
あの日から4ヶ月経った。
そんなに、とも
まだ、ともつかない気持ち。
それ は突然だった
あの二日間のことを書き終えた日から3日後のことだった
7/1 午前2時すぎ
ハッチくんは空へ還った
前日の昼過ぎ、入院先の病院で容態が急変した、という知らせを受けた際
私は全く信じられずただ呆然としていた
なぜなら、その日の朝も気丈な彼と私はお話ししていたから・・
彼はとても前向
ハッチが教えてくれたこと-尊い絆と愛・❶-
ショックだった
ただ、ショックだった
彼 と話し終えた私は
もう彼が生きることを選択しようとしていない
その事実に驚きと苦しさでいっぱいだった
猫 である彼にとって今ある現実は
もう死に値するものでしかない
どーでもいいもの だということが
私を打ちのめしていた
吾輩は猫である
名前は ハッチ
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ
何でも
吾輩を保護した主は私を捨て
『おばあちゃん』に託した