英語学習031 従属節(Dependent clauses)について、自分だけじゃいられない節の方の話
前回の「節(せつ)」の話の続きね。
まだそっち見てないというひとは、まずそちらから確認で
節には以下の2種類が存在していると言う話をして、前回はそのうちの「独立節(Independent clauses)についてお話ししました。
Independent clauses・・独立節
Dependent clauses・・従属節
そこで、今日はもう一方の「従属節(Dependent clauses)」の話をしていく。
いきなり例文。
みたいな話を前回しましたが、となると、上記例文中に節はいくつあるでしょうか?
「2つっぽい。。」
そう、正解。
主語と述語がそれぞれどれかって考えて見ていくと
主語1・・・It
述語1・・・was
主語2・・・mother
述語2・・・received
そして、それぞれを手掛かりに、節に分けていくと
節1・・・It was a beautiful flower
節2・・・that my mother received as her wedding gift.
となりそうね。
文の意味としてはちょっと複雑な感じもしますが、おそらく再婚したお母さんの話なのかな。。(余談。。)
節1を見ていくと
で、
主語(S)・・It
述語(V)・・was
補語(C)・・a beautiful flower
のSVCで第二文型の文になってますね。(文型とかよくわからん、と言う人はとりあえずこの文型うんぬんの話は無視で)
続いて節2
that
主語(S)・・my mother
動詞(V)・・received
目的語(O)・・???「花?」
as her wedding gift ・・・「結婚のギフトとして」
SVOの第三文型になりそうだけど、Oにあたる目的語がない。
先頭にくっついてるthatって何?
文が完成していない。。
完全な文じゃない。。
独立できてない。。
つまり、節2の方は、節1にあるflowerについて説明している節で、それ単体では文として成立していない、独立していない、自分だけじゃいられない、thatとかの接着剤を使って誰かについていくしかない、他に従っていくしかない、「従属節」というやつになるわけです。
※この「接着剤」のthatの用法については別途後で紹介しますので、今はわからなければそんなもんだというぐらいでおいといてください
前回、独立節についてお話しした際、
独立節+独立節・・・重文(compound sentence)
という話をチラッとしましたが、今回のパータンの場合は、
独立節+従属節・・・複文(complex sentence)
というやつになります。
この従属節というやつなんだけど、説明はこれだけじゃ足りなくて、少し整理して覚えていく必要があるので、その辺の細かいところについてはまた次回より詳しく見ていきます。
まずは節には独立節と従属節があること、理解しておきましょう。