![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89276038/rectangle_large_type_2_b8230f06692585f9cecb4022bf452475.png?width=1200)
英語学習017 主語(S)と動詞(V)の合意事項(Subject-Verb Agreement)、anybody, anyoneも単数扱いだよ。ではsomeやallは?
複数っぽい感じがするけどanybody, anyoneも単数扱いという話をします。
まずはanybody、anyoneの意味を英英辞典で調べてみる。
anybody --- anyone
そう来たか。。
では、anyoneの意味は?
used to refer to any person, when it is not important to say exactly who
つまり、誰であるかそんなことどうでもいいときに人を指し示すときに使う、とでも言おうか。つまりつまり、特定の人物を指定する必要がないときに使うもの。
日本語の意味で言うと、
肯定文・・「誰でも」
疑問文・・「誰か」
になる。
意味は同じだけど、日本語にするとちょっと言い方の工夫が必要。
まずは疑問文で一つ例を。
Is anybody free to go to the library tomorrow?
be free to ~ で「自由に〜できる」という意味。
anybodyは単数だから、Is anybody .. となる。Are anybodyではない。
この文を日本語に訳すと、
「誰か明日、図書館に(自由に)行けますか?」
となる。「誰か」と手当たり次第話しかけてる感から複数っぽく見えるけど、これ単数扱いね。
ちなみに、go to ~ で「〜に向かう」という意味。
本来は、「toの方に向かってその場から出発する」という意味になるが、それだとくどいので、「〜に向かう」で覚えちゃう。
あと、
library[láibrèri] は「図書館」
tomorrow は「明日」
という意味。
次は肯定文での例を。
Anyone is free to join.
この場合、「誰でも自由に参加できます」という意味になる。
この「誰でも」という意味が、複数に感じさせるけど、ここも単数扱い。
せっかくなので、joinの意味を英英辞典で調べてみる。
Join -- to become a member of an organization, society, or group
「グループのメンバーになる」ということは「参加する」ことだよと。
本題に戻る。
こういうちょっとややこしいルールみたいなのは、例文で丸ごと覚えちゃう。
Is anybody free to go to the library tomorrow?
Anyone is free to join.
今日から数日間上記例文たちを唱える。以上。
では問題。
Anybody (is/are) welcome to join.
isかareどっちだ?
「誰でも参加が歓迎されます」
という意味かな。
そう、ここはisが正解だね。Anybodyは単数扱いだから。
よく、日本語で「ウェルカム(welcome)」って言って人を歓迎するけど、英語ではこうやって使うんだよね。文の中にこうやってwelcomeというやつが登場するんだってことも合わせて覚えておこう。
ここからちょっとおまけ。
以下、1行目を読んで、知ってる人はその後読まなくてOK。
someやallがくっついて主語(S)として登場する場合、必ず動詞(V) - Linking verbはareになるというわけではないという話。
someやallそれぞれが何を指しているかによって、単数(singular)にも複数(plural)にもなるという話。
では問題。
Some of the books (is/are) old.
isかareどっち?
あえて質問されると迷うかな?
ここはareが正解だね。
book「本」のsome「いくつか」がold「古い」って言ってるからね。本の意味であるbookはCount nounだったよね。いわゆる数えられる名詞というやつ。
では次の問題。
Some of the water (is/are) gone.
isかareどっち?
ここはisが正解だね。
なぜ?それは、waterはmass noun(一つのまとまりとして考える名詞)だから。つまりは数えられない名詞というやつだから。
それがいくらsomeぐらいあると言ってもmass nounはmass nounのままであり、countできないから、この文での動詞(Linking verb)はisが正解。
文の意味としては「いくらか水が減っている」ぐらいがちょうどいいかな。
ちなみにこの文で登場するgoneという単語、よく出てくるから覚えておこう。
発音記号は[gɔn]で、母音でCの左右逆のやつは「あ」の口して「お」だったね。そして後頭部方向に向かって叫ぶ。
goneはgoの過去分詞とも言えるが、gone単体で意味を覚えてしまうのが良いな。
そもそものgoneの発生源であるgoの意味だけど、「行く」という意味ではなく、「その場から離れる」という意味。同じじゃねーか、と言われるかもしれないが、go に to がついてるから、go to ~ で「toの方向に向かってその場から離れていく」、つまり「〜に行く」という意味になるわけで。
それが、goneで「行っちまった」となり、行っちまったからには今この場にはいないわけで、つまり「ここにはもうない」という意味。「なくなっちまった」という意味になる。
昔、アメリカに留学してた時で学校の寮でビリヤードやってたとき、8番ボールがなくて、どこだろうかと探していたら「It's gone.」と言われてgone感が一発で頭に入ったこと今でも思い出す。
話は戻るが、こういったちょっとクセのある用法も是非例文とともに丸ごと覚えてしまおう。
Some of the books are old.
Some of the water is gone.
よし、最後に一問問題だ。
Some of the milk (was/were) spilt.
どっちだ?
milkはcount nounかmass nounか。。
今日はこれまで。
それではまた。