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『信用』について金やダイヤモンドから学ぶ
さて、ここで問題です。
「金とダイヤモンドの共通点は何でしょう?」
少し考えてもらいたい。
両方とも資産となり高価も正解だとう。
他には両方とも宝石と言う答えもある。
科学的に見れば、両方とも熱伝導率が高いも正解だ。
両者の大きな特徴として不変的な要素があるといえる。
金は化学変化に大変強く変化しない。
ダイアモンドは表面硬度が高く引っかき傷がつきにくく不変の輝きを放つ。
錆びたり腐ったりしてころころ状態が変わっていては資産として問題があるのである意味当たり前なのだが、意外と世界を見渡すと不変のものは少ない。
形あるものは滅するし生あるものまた同じであることは平家物語でも語られている。
人間は無意識に変化しない安定したものを欲する、または神聖視する特徴がある。
本当かなと思う人もいるだろう。
しかし実際、伝統など長く大きく変わらず続いているものを重要視するだろう。老舗の店のほうが新規開店店舗より人気があり皆ありがたがって伝統を重んじ老舗から購入している人が多いことは間違いない。
事例は他にもあるが、以上のことからも人は無意識下で不変で安定したもの好む生き物であるといえよう。
この無意識の人間の習性を理解して活用しない手はないだろう。
どういうことかというと、『信用』を勝ち取るにあたり活用するのである。
そもそも信用とはなんだろうか?
その人を信じるに値すると考えるものと言い換えられるだろう。
商売や取引において信用できる人の特徴はどのような人だろうか?
イケメン?美人?かわいい子供?
違いますよね。
一つは大きな資本を持っていることですね。
つまりはお金や、金など不変的なものをたくさん所有しているということとも言えます。
お金が不変的かと言われると金と比べるとかなり微妙ではありますが、資産があるということはその人の生活が大きく激変することなく安定していることが非常に高く、突然犯罪を犯すような激変すると言う可能性は非常に低いと言える。
いちいち、ここまで考えないが人は直感的に安心して信用できるわけである。
不変的なものが信用につながると言っても資本やお金なんて急に言われても降って湧くものではないし用意できたら苦労しないという声が聞こえてきそうである。
しかし、経済的なもの以外にもころころ変化しないで不変的であることで人として信用を得る方法がある。
それは、「精神や気分、考え」である。
気分屋で考えが変わっていては信用されるだろうか?いや、されない。
約束を気分で反故にされていては何も取引はできないし、信用できない。
逆に、気分や周りの環境が変わったとしても約束したことをやり通せる人間は信用できるのではないだろうか。
そのような人間になれば、おのずと社会から信用され社会生活が円滑に進み生活しやすくなるだろう。
ただ、多くの人間は考えが簡単に変わったりするように考えが不変で有ることはかなり難しいことである。
しかし、不変的で有ることはそれだけで非常に意味があり繰り返しになるが、信用される人間になる。
ここで言う不変とは頑固になれや意地を張れと言う意味ではない。時には考えも柔らかい金の様に柔軟に形を変える必要がある。
形を変えても金は金であるように考えや意見を変えても本質は変えてはならないのである。
精神だけでも金のように不変的な美しさを目指して生活してみませんか?