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上海市長寧区をご紹介!

みなさんお元気ですか?
春が近づき、お花見や行楽シーズンを楽しむ方も増えてきたのではないでしょうか。もっと気軽に旅行ができる世の中になることを祈っています。

旅行とは違いますが、中国には世界各国から仕事のためにやってくる方々がいます。ある程度の長期間住居を構えて、中国で生活を送っています。
今回は日本から中国へ渡った方々が多く住む町【長寧区】をご紹介します。

長寧区(チャンニン区)

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長寧区は上海市中心城区の西部に位置しており、上海市内で最も早く日本人向けに開発した地域と言われています。長寧区内の「虹橋」という場所には上海虹橋国際空港や貿易センターがあり、ビジネスの街としても知られています。日本人が多く暮らしている場所は「古北」という場所です。

「虹橋」
長寧区内で最も外国企業のオフィスビルが並ぶ地域です。国際空港や地下鉄も発達しているため、ビジネスの街です。この虹橋には日本国領館も設置されています。

「古北」
日系スーパーや日本食料理店が多く並ぶ地域です。日本人学校、幼稚園、塾、日系クリニックなども数多くあり、多くの日本人が住んでいます。日本人向けの日本料理店が多いため、本場の日本食が食べたい中国人もよく訪れると言います。


こんなお店も

大創産業が展開している100円均一ショップダイソーや、高島屋などの百貨店もあります。

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日本人が代表を務め、中国国内で展開している日系スーパー「しんせん館」も人気のお店です。

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しんせん館は日本にいる時と同じように、新鮮で安心できる食品を提供したいとの思いから上海を中心とした中国国内にスーパーを7店舗展開しています。単身赴任中の方や、家族で転勤されている方々にとっては身近なスーパーのようです。

ランチが人気なのは「初代味蔵」です。いわゆる定食スタイルで日本の居酒屋が提供するランチといったイメージです。

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日本見るような焼き魚定食です。小鉢も多く、美味しそうな見た目で、日本人でも故郷の味が楽しめる定食だと思います。

しかし気になったのはお値段。こちらのお店だけでなく長寧区にある日本食料理店はどこも2000〜3000円ほどします。日本にいる感覚としては高く感じてしまいました。

おまけ:日本のおまかせコーススタイルで避難殺到?

こんなニュースを見つけました。

https://news.nifty.com/article/world/china/12181-1506315/

中国では大皿に料理を盛り付け、それぞれが小皿に盛るというスタイルが一般的です。日本でももちろんありますが、かしこまった場面では「おまかせコース」というのもよく見かけます。決まった価格に合ったメニューを店側が決め、ひとりひとりに料理を出すことが多いです。中国ではこれを「中餐日作」と呼んでいるといいます。「中餐」は中華料理、「日作」は日本の方式を意味します。

そんな日本スタイルのおまかせコースを取り入れた中国料理店にブーイングが殺到したというニュースです。こちらの店が提供するおまかせコースは2165元で日本円にして約40,000万円という高級なコースです。加えてサービス料なども加算されるので気軽に行けるような店ではなさそうですが、値段に対して提供される料理の量がかなり少ないと批判がきてしまったといいます。

しかし一方的に批判されているわけでもないようで、いわゆる「美食家」のような立場の方々から見ると高級素材を惜しげもなく使っていることを評価した上で、満腹を目的にする店ではないという主張もあります。文化が違えば解釈や捉え方も違いますね。

賃料は高め

日本人が多く住む場所としてご紹介してきた長寧区ですが、賃貸物件のご紹介をしてみたいと思います。

ご紹介したようにビジネス街もショッピングセンターもある住みやすい街であることから、人気のエリアであるため物件の価格や家賃は比較的高めと言えます。

賃貸住宅情報を掲載しているアパマンショップが公開している賃貸情報を参考に平均値を調べてみました。

長寧区 家賃平均(調査時の平均賃料)
1DK 12000元 約23万円
1LDK 14000元 約27万円
2LDK 20000元 約38万円

東京の中心地と変わらない賃料でした。家賃や飲食店の平均価格からもその街のイメージが少し沸くのではないでしょうか。

今回は上海市長寧区のご紹介でした。次回もお楽しみに!

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