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バスケットボールとリバイバル――アズベリー大学新聞から1

2月8日にアズベリー大学ヒューズ講堂で突発的に自然発生したリバイバル現象。

全米、海外からも多くの人々が聖霊の「火」を求めて押し寄せたことは周知の事実だが23日、かねてからアズベリー大学が今年のホスト校となって準備していた「大学祈りの日」(Collegiate Day of Prayer。全米大学の垣根を超えて集まる超教派の集会)が同講堂を会場に予定通り開かれたことをもって、ヒュージ講堂での現象は一応終息した。

しかし、リバイバルの火は消えたわけではなく、アズベリー大学の「外に」燃え広がっている(そして、日本にも来たることが期待される)。


日常に戻ったアズベリー大学で何が起こっているか

一方、日常を取り戻したアズベリー大学では今、どんなことが起こり、話されているのか。

アズベリー大学の学生新聞「The Asbury Collegian」ネット版に掲載された学生の記事を通して探ってみたい。


女子バスケット部最後の試合

マデリン・ヘインマンさん(スポーツ担当編集)の記事。

記事は「アズベリー女子バスケットボールチームは、ウェルチ・カレッジに84-58で勝利し、今シーズン最後のホームゲームを締めくくった」と始まる。

「4年生にとってレギュラーシーズン最後の試合に、ホームコートで勝利できた。雰囲気は非常にポジティブで高揚感があり、全員がエネルギッシュに臨んた。素晴らしい試合だった」

そして記事は、メンバーのエピソードに光を当てていく。

ヘイリー・レリフォードは最後の試合で19得点を上げ、チームの勝利に貢献した。

これまでレリフォードは連戦連勝だったが、最後の数試合は苦戦してきた。

レリフォードのコメント。「ベストなプレーができず、自信をなくした時期がありました。でも、チャドと話した時、彼は『バスケットのことからちょっと離れて楽しめよ』と言ってくれた。そして私は楽しんでいるときに最高のプレーができました」。

怪我で試合に出られない

シャイアン・フルウッドは2年生の時に怪我をした。

やっと試合に出られると思った3年生の時、今度はアキレス腱を切った。

「その期間、より大きな視点でチームの試合を観ることができました。私たちのチームが何てお互い信頼し合えて家族のようだということが分かったんです。私は、バスケットボールで私が何をするかに着目するばかりで、私がそれを“することができる”恵みを忘れていたことに気付きました」

ヘインマン学生記者の記事は次のように続く。

最近、大学で起こったリバイバルは、フルウッドに大きな影響を与えた。バスケットボールができるのに必要な癒しが与えられたからだ。

バスケットができるという恵み

「ある晩、リバイバルの最中に、あるグループがやってきて、私のために癒しの祈りを捧げてくれました。その日以来、痛みや不快感はなく、治療にも行っていません。神様が癒してくださったのだと、心から感謝しています」

記事は次のように結ばれる。

土曜日の試合で、復帰した彼女への声援は、チームメイトや家族から耳をつんざくようなものだった。彼女はしばらくコートに立つことができただけでなく、イーグルスのために7点を挙げることができたのです。


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クリ時旅人
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