2024/11/20(水)AC療法開始
今日から AC療法。
AC療法とは、ドキソルビシン(アドリアマイシン)とシクロフォスファミドという2種類の異なる作用機序の抗がん剤を組み合わせた治療であり、その頭文字をとってAC療法と呼んでいます。
※引用:国立がん研究センター中央病院より
自分は、上記2種類の薬の前に、ペムブロリズマブ(キイトルーダ)という免疫チェックポイント阻害薬
を入れている。これは、8/21(水)の初回投与時から3週おきに継続して投与している。
あと、今回から、白血球(好中球)を減らさないための
ジーラスタ®皮下注3.6mgボディーポッド
というデバイス
を、点滴の後から約27時間、お腹に装着している(していた)。
27時間半経ったので、つい先ほど外したところ。
これでお風呂も入れるように。
あと、今回は、外科の主治医の診察があった。
3ヶ月ぶりくらい。
問診、触診、それから、手術では乳房を全摘するか部分切除するかの選択についての説明を受けた。
8:2 の割合で全摘しようと思ってる。
部分切除した場合は、残した部分で再発する可能性も残ると。
ゆえに、放射線治療を受けなければならず、
(月)~(金)で1時間ずつ、ひと月連続で通院する必要があるそうだ。それはちょっと避けたい。
合理的に考えると、全摘しかないと思う。
家人へLINEで報告し、そう話した。
本人としては、
おっぱいが片方なくても
頭髪がなくても
アタシはあたしよ。
ってな気持ちです。
ただ、そんなことを考えてたら、
じゃあ顔は?
顔の一部とか、半分とか、全部とかが失われたり変形したら…?
と思い至り、
おそらく、顔の場合はそう簡単にはいかないな
と思ったりはしてます。
全摘だと、温泉とかサウナとかプールとか、
ちょっとおっくうになりそうな予感。
外科の先生に
痛くないほうが良いですと言ったら、
どちらも痛さはあんまり変わらないかなぁ~…って。
念のため、昨日は部分切除するときのための
マーカーを入れてもらった。
エコーで確認しながら、部分麻酔して、針をガン病巣の中心まで差して、マークをしてもらった。
全摘の場合はこれは不要になるのだが、まぁ念のため。小さいけど一応手術なので、
同意書にサインもしました。
私の思いこみかもしれないけど、
外科の先生のほうが内科の先生より相性の良さを感じる。
平たく言うと、大好きだ。
と、今回確信した。
あの先生なら、安心して外科手術を受けられる。
今はそう思える。
本当は、切るのとっても怖いけど。
今回は、薬(錠剤)の処方が多い。
7種類だけど、うち6種類は頓服あるいは自分で調整できる食欲不振や便秘など内蔵系の対処のための薬。
つまり必ず飲むのは1種類、デカドロン錠のみで、朝晩食後の指定。
頓服その1、メトクロプラミド錠、吐き気時。
頓服その2、カロナール錠200mg、発熱時。
38℃以上の発熱があったらレボフラキサシン錠500mg を7日間飲み続けなければならない。抗生物質ゆえ。
先ほど寒気がするので検温したら 37.5℃だった。ギリギリセーフ。
吐き気は、ない。
あとの薬は抗がん剤始まったときからのスタメンで
ひどい便秘や食欲不振のための薬である、
酸化マグネシウム、センノシド、テプレノン。
テプレノンカプセルは初めて処方されたけど、
わりと期待に応えてくれるので
3食毎に飲むようにしている。
酸化マグネシウムとかは一歩間違うとひどい下痢になるので、ココゾというタイミングしか飲まない。
ココゾがやっと最近分かってきて、
点滴後から2~3日は必ず飲むことにしている。
それを怠ると、土曜の朝に尋常じゃない便秘に苦しむことになる。
これは、吐き気止めの点滴薬がとてもよく効いていて、
今までも吐き気はほとんど感じなかったし
当然、吐いたこともない。
その事実とのトレードオフである酷い便秘。
これはキツかったわー。
便秘だったら下痢のほうが100倍いい。
在宅である限り、下痢でも勤務可能だし。
便秘っていうのはさ、1日くらいだとヤベエってあんま思わないんだよね。私はもともと快便の人なので
油断しちゃってたんだな。反省。
酸化マグネシウムしっかり飲んだし、その甲斐あって
今日も便通あり、今のところ作戦成功。
明日は客先に外出せねばならないのだけれど
なんか気乗りしない。ずっと在宅がいい。人ごみで健常者に合わせるのも疲れるし。
でもまぁ、たまにだし、電車乗っといたほうがいいか。うん。
でも熱が出たら行くの止めて休んじゃおうかな。
午前中にやることやってみて。
11月は連休多かったし、野暮用のための休みも多かったから
派遣としては収入減っちゃうし休んでる場合じゃないんだけど
体調悪いときは休むべきだなと。
無理しても仕事も思ったとおりにできないし
パフォーマンス落ちるもんね。
もう一回、熱計ってみよう。