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「知ったかぶり人間」

みなさんは過去の自分を振り返って「あぁーーーーーー」となることはあるでしょうか?

私は年に数回これに陥ります。
(が、大抵はここまでにはなりません。)

「後ろを振り返るな」とはよくいいますが、私は後ろを振り返ることで、生まれる原動力はあると思っています。

振り返った先に反省すべき自分がいるのなら、それを反面教師にすることで、前に進む力に変えられるはずです。

反面教師を内に抱えた状態、且つその後のストーリーを知っているのならば教訓レベルは非常に高いでしょう。

頭を掻き毟って転げた日々も多々ありますが、そこで得た教訓は、確実に現在の自分に還元出来るはずです。

〜知ったかぶり人間〜

反省話を一つ。

私は『知ったかぶり人間』でした。

そうして話を聞いていると、相手は心を許してくれ、ポロポロと秘密を漏らしていくれたからです。当時はそれを良しとして、「自分は聞き上手なのだ」と勘違いしていました。

今思えば、こんな信用をBETするような振る舞いはするべきではないでしょう。

〜知ってます人間〜

このまま落ち込んでしまっては、定説通りの「後ろを振り返ってはいけない」となってしまうので、ここからポジティブ変換していきます。

過去の自分のそれは“まやかし”でしたが、「自分のことを知ってくれている人間に心を許し、なかなか人に言えない悩みさえも打ち明けてしまう」という心理はきっと存在します。

だから今度こそは『知ってます人間』になろうと考えました。

例えば相手の仕事について、あるいは家族、あるいは趣味について知っている人間になることで、その人にとって頼れる存在になれるかもしれません。


「人を動かす」(D・カーネギー著)では、このような逸話が紹介されています。

フランクリン・ルーズベルト大統領の側近であったジム・ファーレー氏は、かつて名前を覚える能力が買われてその地位を得たそうです。支援者50,000人の名前を覚えて、支援者との繋がりを強固にしたのだとか。

セオドア・ルーズベルト大統領は、対談相手と会う前に、その人の趣味を徹底的に調べて共通の話題を作り、相手に気持ちよく好きな話しをさせることで交友を図ったそうです。

実はまだ本を読んだわけではないので、詳しくはありません。上記の内容は敬愛するオリラジ中田敦彦さんのYouTube大学より得た情報です。

まとめ

これから意識したい点をまとめます。

〜薬剤師として〜

患者さんと話すときには、薬と関係のない愛犬の話や旦那さんへの愚痴をメモしておくと良いかもしれまけん。せっかく話す時にカルテを開くことが許された仕事です。活かしていこうと思います。

〜一個人として〜

相手の仕事や交友関係、出身地は覚えておくと良いかもしれません。名前は友好関係の第一歩と考え、積極的に名前を呼ぶと良いと思います。どこで会った時でも自分から名前を呼べるように心がけていきたいです。

〜最後に〜
でもここで思い出さなくてはいけないのが「『知ったかぶり人間』は信用されない」です。

「わからないこと」を「わからない」と言える潔さが根底にないと『知ってます人間』には成れないんだろうと思います。

私は『知ってます人間』になるべく、まずは正直に「出来ない」「わからない」「教えてください」「助けてください」が言える人間を目指していきます!!

ではまた

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