薬剤師の思いつき、その①
本日は思いつきを一つ提案してみようと思います。薬局で行えそうなサービスです。
すでに実践しているところを知っているよという方は教えてください。全力で調べます!
またすでに実践した方が居れば、その成果や苦悩などを共有していただけると大変嬉しいです!
問題点の指摘はありがたく受け止めていきます。
是非ともご指摘いただき、改善させてください!
では、その①です。
〜お薬手帳カバーの運用①〜
現在お薬手帳はほとんどの薬局で無償で提供されており、地域連携を推進するにあたって、その存在価値を高める働きが多く行われています。
この度の診療報酬改定でも、その流れは組み込まれており、薬剤師による残薬管理やかかりつけ薬局創出に向けた文言が記載されました。
しかしながら、お薬手帳の定義や必須の記載項目などははっきりしておらず、自作の100均ノートでさえもお薬手帳たり得るのが現状です。
これから徐々に方々からの意見が盛り込まれ、改変が加えられていくのでしょうが、なんにせよ今お薬手帳は発展途上で不安定、且つ無償で配布されているため、一薬局が作成・工夫するにはリスクが大きい代物であると言えます。実際大手通販サイトなどで最安のものを使用している薬局も少ないない印象です。
そこでお薬手帳カバーの運用です。
手帳カバーは当店ではおよそ半数の方が使用しているツールで、主に半透明のシリコン素材が使用されており、現状その役割は汚れ防止とせいぜい診察券入れとしての能力に留まっています。
この手帳カバーを積極的に革新していくことで、お薬手帳の抱える問題を解決することはできないでしょうか?
・患者サマリーとして
例えば、名前や住所,アレルギー歴や副作用歴を記載する表紙裏のページは、ほとんどの患者さんが活用していません。
理由はいくつかあると思いますが、「どうせ書いても見られていない」「新しくなったらまた書き直さなきゃいけない」「面倒くさい」などと考えられているのが原因でしょう。
実際、私もほとんど見れていません。(初回来局時や久々の方は見たりもしますが、記載のないことが多いです。)
では、ここで手帳カバーを使ってみるのはどうでしょうか?
かかりつけ患者に配布し、折り返しの部分(情報を多く盛り込むために大きくデザインする)に新患アンケートの内容を盛り込んだ情報欄を作ります。(現病歴、既往歴、アレルギー、副作用、ケアマネ、施設情報、"私がもし倒れていたら"欄など)
カバーなので、手帳の新調は影響しません。
かかりつけ薬剤師の契約時に書いてしまえば、面倒くさがられることもありません。
このカバーは会員証としても、利用価値が高いと考えています。会員証としての運用については、また次回投稿させていただきます。
ではまた
追記
そもそも電子お薬手帳について全く考慮していませんでした💦 当店では利用者が殆どいないため、見落としてたのですが…普及率はどのくらいなのでしょう?
個人的に電子化によって見やすくなっているとは、今のところ感じていないのですが、単に私が慣れていないからでしょうか…。
サポートありがとうございます! 栄養ドリンクに変えさせていただきます!!💪