自分のことだけに集中できるか。
自分のことを深く知るために。自分の枠を守るために。
とかくこの世では、
相手の気持ちになって考える。とか、
相手の喜ぶことをしよう。とか、
常に自分以外の誰かのことに支配されている。
そして同時に、別の誰かのことを支配している。
と、ここまではいままでもいろんなところで学んできたんだよね。
でも「うんうん。で?」、いつもその後はむにゃむにゃむにゃ・・・。
当然、何も変わらず。それどころか、いままで考えたことのなかった
誰かのことばかり気になりだして、そんなこと知らなきゃよかったほどだ。
でも、Youtube神様が見える子供たちの神様の言うことは違った。
神様は人間を作るときに、
「人間関係がない方がたのしい」という仕様で作ったらしい。
私はいま、一人暮らしで友人は少ないうえ、滅多に会うことはない。
離れてはいるが家族もいて、コミュニケーションはそれなりにある。
一人でさみしくないの?と言われることもあるが、
実はさみしいと思ったことは全然ない。むしろ一人でいたいと思う。
でも、神様のいう「一人になって自分に集中している」わけではなかった。
家の中に限らず、通勤途中や買い物中でも、
せっかく一人でいるにもかかわらず、
頭の中は、誰かとのコミュニケーションに忙しかった。
相手は一人ではなく、その日に気になった相手や家族との過去のやり取りについて。マジ、一日中、一人人間関係劇場に縛られていた。
これに気づいたとき、本当に落ち込んだ。たちが悪すぎる。
なんと無駄な時間を過ごしてきたのか。自分に呆れ、涙が止まらなかった。
でも泣いてられない。そこで考えた対策は、
頭の中の会話に気づいたときに会話を止めて、
何かを考えたいのには違いないのだから、
その会話で自分はどんな気持ちになっているか?に焦点をずらすこととした。少しずつではあるが、見なきゃいけないものに集中し始めたのだ。
まだまだ一人人間関係劇場は存在するけれど、
逆手にとることで、得るものは大きい。集中!集中!
いつの日か、自然と自分の魂と会話をすることを夢見て。