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「オッペンハイマー」を観てきました。
観ようかどうか、かなり迷った映画です。やっぱり「原爆の父」は、日本人にとって穏やかな気持ちで接することのできない存在ですから。
でも、先に観た友人が、かなりいろいろ考えさせられる映画なので、迷っているのなら観た方がいいよって勧めてくれたので、観に行ってみたのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712500590786-eqWpyxwTfy.jpg?width=1200)
まず、感じたこと。現実と過去が交錯してストーリーが進んでいくのですが、ちょっと分かりにくい。私だけかもしれませんが、外国人の顔がなかなか記憶として定着しない(?)で、「この人誰だっけ」ということになることがたびたび。最初、ちょっと変な表現ですが、波に乗るのに時間がかかりました。
でも、話が進むにつれ、どんどん面白くなってきました。オッペンハイマーの、人間的な弱さや苦悩がよく伝わってきます。3時間という長い映画でしたが、最後まで退屈せずに観ました。
ただ、オッペンハイマーの感情的なものは伝わってくるのだけど、彼の思想的なものはどうだったのか。そこは、最後までよく分かりませんでした。
原爆開発の話なので、冒頭にも書いたとおり、日本人には耐えられない面もありますが、そこはあまり触れないでおきます。
戦争抑止力としての核開発、そして開発後の開発競争と冷戦の勃発、いまだ戦争が世の中からなくならない現実。それは、世界共通の問題で、やはりみんなで考えなければならないものだと思うのです。
それにしても、理論物理学者の頭の中って一体どうなっているのでしょう。子どもの頃から理系が苦手だった私としては、到底理解できない領域です。
映画は、キャナルシティで観たのですが、その後ちょっと悲しいことがありました。
MUJICAFEに隣接した本屋に寄ったのですが、無印良品でレイアウトの変更があったらしく、本屋は場所も変わっていたし、私の好きな紙もののデザイン関係の書籍が見当たらなくなっていました。
その代わりと言ってはなんですが、素敵な色のフランス刺繍糸を見つけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712501536561-RSq87QcjHr.jpg?width=1200)
左から、ヴィンテージ、アンティーク、クラシックというセット名が付いています。刺繍はごくたま~にしかしないのですが、ほかの手芸にも使えそうです。