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ピアノレッスンノート(F先生2024その16&17)

 9月18日と10月9日(本日)のレッスン記録です。

 事情があって、レッスン曲はイタリア協奏曲第一楽章(バッハ)です。
 
 9月18日のレッスンの際は、急遽この曲を弾くことになって、本当にヨタヨタでした。以前発表会で弾いた曲なので、先生もちょっと驚いてましたが(^^;)

 今回は、さすがに少し練習してきましたので、多少は改善していましたが、左手が細かに動く箇所、いつももたつくところはやはりもたつきます。こういう部分は練習を重ねて手に慣れさせるしかないのかな。

 主に注意された点を書いておきます。

譜例1

 32分音符×2+16分音符のパターン
 タンタンタタタンなんですが、後ろのタタタンが三連符に聞こえないように。32分音符が滑らないようにと意識しすぎたのが原因のようです。



譜例2

 真ん中の小節の右手、最後のGの音。大切な音(属7)だが、聞こえにくい。もう少しはっきりと。


 ほか、細かな注意はいろいろ。
 部分練習、ゆっくり練習を頑張ろうと思います。



 以前にも書いたかもしれませんが、「イタリア協奏曲」は、私にとって特別な意味を持つ曲です。
 
 子育てに追われて、ピアノのことは頭の片隅に追いやっていた時期。そんなある日、ぼんやりテレビを観ているとこの曲が流れていました。演奏者はブーニン。ショパンコンクールの覇者として一世を風靡していましたが、派手すぎて、あまり好きなピアニストではありませんでした。ところが、このイタリア協奏曲は、音がとってもきれいで澄んでいて、心にすっと入ってきました。
 難しそうだけど、いつかこの曲を弾いてみたいな…そんな気持ちで(こればかりではなかったですが)ピアノレッスンを再開したのです。

 あれから、もう何年(何十年!?)になるか。レッスンで「イタリア協奏曲」をみてもらい、発表会でも弾きましたが、仕上がったかなと思ったことは一度もありません。
 何年かに一度、こうして掘り起こして取り組んでみようと思っています。



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