マガジンのカバー画像

真夏のアンダルシアでバスケットをすることになり死にかけた話

9
祥子はある思いを抱えて、真夏のアンダルシアに旅行に行きます。ところがそこは、想像を絶する暑さで……。読むだけで熱中症になる、救済の物語です。
運営しているクリエイター

#アラサー

真夏のアンダルシアに行ったら46度の炎天下でバスケをやるはめになり死にかけた話〈6…

私は正直その日、浮かれていた。 なしくずしのように同棲していた部屋を引き払い、いよいよ結…

4

真夏のアンダルシアに行ったら46度の炎天下でバスケをやるはめになり死にかけた話〈2…

部屋が暗いことも、気が滅入る要因のひとつかもしれない。 窓の外についている日よけ扉は閉め…

2

真夏のアンダルシアに行ったら46度の炎天下でバスケをやるはめになり死にかけた話〈1…

ベッドからサイドボードに手を伸ばし、汗ばんだ指でスマホを開く。 世界地図の「東京」と書か…

2