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ちょっと田舎に10年住んだら、野菜頂く

だいたい誰かが誰かの家族、同じ苗字だらけのちょっと田舎に住んで10年が経ちました。
引っ越したての頃は完全なる部外者、とにかくめっちゃ見られる日々。
少しずつ私の苗字は認知され、10年たった今は、あまり無理をすることもなく、なんとなく馴染んで生活ができているかな?

ちょっと田舎のおじいちゃんとおばあちゃんは畑を持っている率が高め。
どこかに出掛けて帰ってくると、玄関前にそっと野菜が置いてあることがあります。(暑い日でもね!)
ここに10年も住んでいると、袋や野菜の感じで誰にいただけたかをなんとなく想像がつくので、「おいしかったです!!」と、元気にお礼を言って回ります。
夏野菜やじゃがいも、長ネギや玉ねぎの収穫の季節が来れば、散歩に行った先でちょこちょこ声をかけて頂き、両手に抱えて帰るなんてこともあります。当たり年の夏には、スイカだっていただけます。
これ、本当にありがたいです!!
何といっても、とれたての野菜はおいしい!!
ただ、おじいちゃんおばあちゃんの"食べられる"の範囲は思いのほか広い。野菜を買うことに慣れていた私には(これはキャパなの?)と感じるものを頂くことももちろんあります。その度に私は(だから、みんな強いんだな。)と、妙に納得するのです。

私もこの10年の間にめっちゃ小さな畑をつくり、夏野菜あたりは挑戦するのですが、同じ土でも同じ気候でも、おじいちゃんやおばあちゃんにいただくような色濃く元気な野菜はなかなかできなくて(まあ、基本ほったらかし)。おじいちゃんもおばあちゃんもやっぱすごいな!
もうすぐ落花生の季節だなぁ、今年はうまく茹でられるかなぁ、なんて早くも待ち望んでいる自分がいます。欲張りです。




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