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第二次大戦直後の日本製の2眼レフカメラがすごい。戦前にはミノルタフレックスオートマットもあった。これは修理して今でも使っている。戦争直後の1番凄いのは間宮フレックスautomaticである。当時の世界のトップだったローライフレックス版の場合はフルオートマチックのフィルムローディングであるが日本のフィルムのローラーの間にフィルムを通さなければならない。フィルムの1番最初の厚みの違いをそのローラーが検知して自動ストップさせるのである。🐭7/24🐭

第二次大戦直後のこのカメラの凄いところはローライのように日本のフィルムローラーの間を通さなくても120フィルムの最初の場所をカメラがちゃんと検知してそこでストップさせることにあった。国産のたくさんあるTLRの中でフルオートマチックのフイルム装填を達成したのはまさにこのカメラのシリーズだけなのである。しかも間宮はしばらく経ってからこの方式はやめてしまって普通のセミオートマチック方式つまりスタートマークに合わせて後は増えるもの最初で自動的に巻き度目になると言う方式になってしまった。

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