ライカMDで撮影すると街が戦場のように映ると、思い込んで、半世紀以上が経過してわかったこと9/1(木)
1966年の2月のことであった。尊敬する写真家高梨さんを訪ねて新宿区白銀町22番地にお邪魔したのである。私は19歳の未成年者であった。ニューヨークから帰ってきたばかりの高梨さんにニューヨークの話をお聞きして少年の私はワクワクした。当時の高梨さんはライカM2とM3を持っていてこれこそ理想的な写真家の機材だと思った。何しろ2台もライカを持っていると言う事は大変なことなのである。
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