小村80ミリf1.8をルーペで使う理由1/29(月)
1980年代にニューヨークで写真を勉強していた頃に同じ時期にデビューしたアメリカの写真家が誠に当然ながら時間経過で40年たったらみんな後期高齢者になっていると言う痛快な真実がある。
ロバートフランクはスイスのチューリヒからアメリカにやってきて外国人として初めてのグッゲンハイムフェローシップをゲットしたのである。それで2年間にわたってアメリカ中を旅行して名作アメリカ人の写真集を出した。ニューヨークタイムスに掲載されていたフランクがまだ若かった頃に写真家が撮影したネガフィルムを選んでいるショットが残っている。
今のようにLEDは無いからそのネガのセレクションがワイルドであって裸電球の前にネガフィルムを風してセレクションをしているのだ。私が感心したのはルーペを使わないでごく近距離でネガのディティールがわかると言うことである。
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