もう一度カメラの話をしないか? その10. Joel Sternfeldの初期のiPhoneによる写真集がSteidlから出版されて世界は変わった。
ドイツのゲッチンゲンと言うのは小さな退屈な街である。オーストリアウィーンに住んでいた時はゲッチンゲンは私にとってはソーセージの名前だった。ヨーロッパのドイツ語圏はどこでもそうであるがソーセージは主要な食品であるから自分以外の街の名前を特定のソーセージにつけるのである。だからwinで見ればフランクフルトのがフランクフルター、ミュンヘンのがミュンヘンナアであった。逆にドイツの各国からwinのソーセージを見た場合これをウィンナーと言うのである。そんな具合で私の場合 winに長くいたのでゲッチンゲンは退屈な街であって、スライスした断面が大きなあまりうまくもないソーセージがwinではGetchigerと呼ばれていた。
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