もう一度カメラの話をしないか?その17 石元泰博のブラックペイントのライカM2、そこから剥がれたブラックペイントの奇跡のかけらを私が大切に持っている。
石元泰博のコレクションと彼のカメラと彼が生活していた頃の家具意識が高知県立美術館の所蔵になったと言うのを聞いたのは何年前だったか。その1部が美術館で展示されるようになったと言うので私は慌てふためいて出かけたのである。初めての高知であった。コーチの街は東西に非常に長い子殿がサービスしていて高知県立美術館はその自然のやや東寄りの場所にあった。ちょうど梅雨の頃で激しい雨に降られて私は美術館に向かった。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?