オリーブ色のライカとイエローサブマリンのゾルキー8/21(土)
30年近くライカの本を出したりして一見するとカメラに凝っているように誤解されているが実はカメラ等は何でも良いと考えている人間の1人である。結果とか記録が1番であると言う考え方からすればライカである必要は全然ないし私が暮らしていたオーストリアウィーンでも1番使っていたのはここに示すようなソ連製のカメラであった。その理由は単純であって要するにシンプルライフをしていたからだ。そこで不思議な心理状態になるのであるがウィーンの写真集などを編集しているときにブラックペイントのライカM3で撮影したようないわゆる高いライカで撮った写真よりも数千円の安いソ連製カメラで撮影した作品の方が経済的に得をしたと言うような不思議な感覚がある。
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