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カメラノートスペシャル11月第二弾。クラシックデジタルカメラを愛する市民の会5

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黎明期のデジタルクラシックカメラを思い出してみる

QV-10の成功を皮切りに多くの電機企業が一般消費者向けデジタルカメラの開発・製造を始めた。QV-10発売の2か月後にリコーから発売されたDC-1にはカメラとしては初めての動画記録機能を装備していた。今思うとこのカメラの仕上げはかなり良かった。ただしメモリーカードはまだフルサイズのやつで1 MBであったような記憶がある。それで値段もすごく高かった。まず最初にPCMCIAと言うカードアダプターを手に入れてそれを自分でパワーブックに組み込んで画像を読み取ったのである。350,000画素でボケボケであったがそれはそれなりの表現の手段と考えればなんだ問題はなかった。

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