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1950年代の終わりの頃にその当時時代を牽引していたグラフジャーナリズムのライフの連中がライカの会社につまらないリクエストを出した。それはバルナックライカで使われていたベースプレートに代わりに付けて迅速にフィルムを巻き上げるライカビットと言う分厚い底蓋を曲がったらいかにもつけてほしいと言うものだった。
19の年にライカM2のブラックペイントを手に入れて20歳の年に日本橋三越本店の向かいにある不二越カメラで13000円でLeicavitMPの箱入りを買ったのである。以来私の人生はないか人MPを買ったり売ったりして半世紀が経過した。