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1966年の4月と言うのは私にとってビックイベントがスタートした時であった。日大芸術学部写真学科の1年に入学したときにそれの記念ということでミラーアップして使うニコンFにつけるためのニッコール2.1センチを新宿西口のカメラ屋さんで手にいれたのである。その当時はまだヨドバシカメラなどは小さな小売店舗のお店であった。
トリプレットレンズすなわち三昧玉のレンズは世の中では安いカメラに付いている安いレンズであると言う認識があるのだが私は三昧玉が大好き。
世界的に著名な写真家がいつも使っているレンズと言うのは何十年来ほとんど1つのレンズを使うと言うことに決まっている。理由は単純であって彼らはレンズの性能的には最初から期待をしてなくて自分の視神経に大変な自信を持っているからだ。