泊まったNo.9-13【北京】どう見ても普通じゃ無い!真横に発電所冷却塔?シャングリ・ラ北京首鋼パーク(北京首钢园香格里拉酒店)
達成日∶ 2024年8月6日
場所: 中国北京市石景山区石景山路68号院群明湖西街
評価∶★★★☆☆
そもそも北京の製鉄所廃墟「首鋼パーク」に行ってみたいと思ったのが、このシャングリ・ラホテルの写真でした。な、なんじゃこりゃ!原発か?どう見ても普通じゃない。これは行って泊まるしかないでしょう!2023年10月、このホテルはたちまち私の行きたい所リストの第一位に駆け上がったのでした。
2024年8月9日、首鋼パークへ行き、ここに宿泊しました。
首鋼パークへの行き方や詳細はこちらの記事に書いてあります。
ここではホテル本体について書きます。
ホテルの開業は、2021年。2022年の北京冬季五輪向けです。
すぐ隣にラージヒルのジャンプ台があります。
ホテルには夜に着いたのでその様子です。
おお、例の冷却塔が真横に、背面に高い煙突が!
入口を入ると池があります。
フロントは入って左のエレベーターで2階に上がるように言われます。
こちらがフロント。このフロントがある側とエスカレータを挟んだ煙突側で建物が分かれており、煙突側に進むと客室棟となる。客室棟へはルームキーで開ける自動扉で出入りする。
ロビーから一階のレストランエリアを見下ろします。
上に上がるエスカレータがあり、上がると首鋼園に合わせた天井のインダストリアルなデザインがよく見えます。眼下にお休み処的なスペースがあり、家族連れの方々が寛いでいました。このホテルは家族連れ受け入れに積極的な様でした。
正面玄関の見下ろしです。
客室棟に行く通路の左側に例の冷却塔が窓越しに見えます。
念のため、こちらは元火力発電所です。日本人のある年齢以上の人(私も!)はこれを見るとアメリカのスリーマイル島の原発事故を思い出し、原発ではないかと思ってしまいますが、これは発電所共通の冷却塔であって原発ではありません。
部屋は最安値の部屋なのでさして広くありません。ごく普通な感じ。
ただ1つ驚いたのが、何と飲料水が出る水道を備えていました!これはこれまで宿泊した中国のホテルで初です。ついに中国もそういう時代が来ましたか。なおホテルの開業は2022年、北京冬季五輪に合わせてなので、既に2022年にその時代が始まっていたという事でしょう。アメニティ類はごく平均的でした。
さて、一夜明けて朝。私の部屋からは背面の高い煙突がよく見えました。
高過ぎて上まで撮れない!
再び渡り廊下を通って朝食会場に向かいます。
朝食会場に行くと、シンガポールフェアのデコレーションが。但し残念ながらシンガポール料理は朝食ビュッフェには出ない。
料理はこのクラスとしては至って普通な感じです。
ぐるぐるソーセージもありました。
よくあるパンプディング的なものも。
やはりありました、ハチの巣。
この辺は北京の地元料理のコーナーです。
料理人さんが油条を揚げた所のポーズをしてくださいました。
右手前は昨日、王府井の人民食集で食べた卤煮(モツ煮)。
なんだ、ここで出るなら昨日食べなくても良かったんじゃないの。
日本食的なものもありました。
海鮮加工品?
ラーメンでしょうか…誰が食べるのかと思ったけど、後で見たらそこそこ減ってました。
全体としてはこのクラスのホテルとしては普通な感じでした。
隣の発電所冷却塔と裏の煙突が外観のインパクトを与えていましたが、中身的にはそうでもない印象。首鋼園の中心部の高炉からもそう近く無いので、私的には高炉により近いHoliday Inn Expressで十分なのでは?と感じました。