今年こそ中国!中国旅行スターターキット(サポートデスク付き)
はじめに
お隣の国、中国。日本と相互に影響しながら、歴史を刻んで来ました。かつてはシルクロードや文化遺産など、歴史的な観光地の印象が強かったり国ですが、すっかり経済発展した現代は超高層ビル群、リニアモーターカー、電気自動車、ドローンショー、大型ショッピングモールなど、日本では体験できないような極めて近未来的なものに触れられる国に変化しました。私はその世界をもう15年間も見続けているのですが、あなたもその目で実際にこのキラキラした新しい中国を見ませんか?日本人は、2020年2月迄は観光目的で中国を訪れる際に15日以内であればビザを必要としない「ノービザ」制度を利用できていました。中国の経済発展とともに出張や留学で多くの往来があり、2010年代は特に沢山の日本人が中国の発展に伴う恩恵を享受しました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、中国政府は2020年3月から2023年3月14日まで、外国人の入国を原則として禁止。その後、2023年3月15日からはビザを取得すれば観光での入国も可能となっていましたが、2024年11月30日、ついに日本人パスポート所有者に対してノービザでの観光入国が再開されました。しかも渡航期間も30日と倍増!また中国に気軽に行く事が可能となったのです。日本では中国に対するマスコミの報道が一面的であることもあって、旅行をためらう方も多いかもしれません。しかし、実際の中国は非常に良く交通網が整備された治安の良い国です。上海や北京といった国際都市はもちろん、各省の省都はどこも高層ビルが林立する大都市として発展していて、地下鉄をはじめとする公共交通機関が整備されており、商業も発達しているため、普段の感覚で訪れる事が出来ます。
このスターターキットは、普段から個人で海外旅行をしているが、中国の情報が少なく、中国への旅行を躊躇している皆様に向け、60回以上中国渡航歴があり、「中国100のやりたい事」の著者である私が渡航に必要な情報をまとめたものです。1回準備すればあとは大丈夫!サポートデスクも開設しました。進化した中国をあなた自身の目で見て、あなたの意識をアップデートしましょう!私が煌めく現代中国への第一歩を踏み出す準備のお手伝いをします!
1.まず最低限の事をおさえておこう
1) 香港、マカオ、台湾には行ったことあります…ってそこは別です別!
かつて中国への西側諸国への入口であったイギリスの元植民地である香港、ポルトガルの元植民地であるマカオは中国人よりもむしろ日本人に馴染のある旅行先でした。返還後の現在も、そこは特別行政区になっており、両者の間にはパスポートコントロールが存在します。つまり別として運営されているのです。ですのでこの2か所に行ったからといって中国に行った事があるという事にはなりません。また台湾についても別の扱いとなっていますのでこちらも中国に行ったことがあるという話とは別です。これら3か所は通貨も異なりますし、学校制度も別、文字も大陸が簡体字を使っているのに対し繁体字を使用しているなどの違いがあります。外国人の我々としては、話している言語が中国語で住んでいる人の多数が漢民族であるという事以外は別と考えてください。
2) 中国語にもあります共通語「普通話(プートンホワ)」
中国語というと中には昔の記憶で場所によって言葉が違うでしょう?と言ってくる方がいますが、それはふた昔前の話。現在は学校教育が行き届き、中国語の共通語である「普通話」を殆どの人が話せます。従って外国人が中国語を学ぶとしたら、「普通話」一択です。「普通話」は日本語の共通語が首都東京付近の言語を共通語にしたのと似て、首都北京語の発音と、官話方言(中国の北半分に広く分布する方言の総称)の文法と、北方の語彙を標準として造ったものだとのことです。英語のマンダリン(Mandarin)は元々官話方言を指していたようなので実は少し概念が違うのですが、現在では英語マンダリンは普通話を指しているという事になっているようですね。
なお、中国の北の方と南の方は下記の地図で分かれます。上海は南の方なんですよ。文化もこの上下で違いがあります。
2.国の印象は最初にどの都市から入るかで決まる
あなたの中国への関心は何でしょうか?中国は日本の24倍もある広大な国なので入口を間違えると違った国に来たみたいになり、人によってはもう来たくないと感じたりするようです。
最初の中国、私ははあなたの興味によって以下の選択を強く推奨します。
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